「トイレの蓋をするだけ」というタイトルですが、もちろんトイレ掃除もしないといけません。
要は悪臭が発生するのがいけないということです。
芳香剤は悪臭をマスクしてしまうので、芳香剤は使わないで悪臭を感知しやすい状態にする方がいいとまで書かれています。
最近、男性が西洋式便器で小便をする時に座ってするべきかという論争があります。
その件については本書では書かれていませんが、本書の理論を演繹すると、当然座ってする方が正しいということになると思います。
何せ立って小便をするとどうしても床に小便が飛び散りますから。
ということで、金運をつけるためには男も座り小便!これが私の結論です。
私が大学生だった頃、夏休みに実家に帰省する際、トイレの蓋を閉め忘れて帰ったことがありました。
実家から戻った時、部屋に入ると何ともいえぬじっとりした空気を感じました。
それ以来、トイレの蓋は閉めるようになりました。
しかし水洗トイレが普及していない時代、日本の汲み取り式便器は排泄物をため込んでいたではありませんか。
夏には壁に変な虫が沢山たかっていました。
そんな状態でも日本は高度成長で経済大国になったじゃないか!……といっても、それは水洗便所が普及する前の話です。
今は水洗便器が普及しているのだから、その時代に合った生活をしないといけません。
ところで、和式便器にも蓋があったようです。
私は昔、どこかのクリニック(確か眼科だったような)で、蓋をした和式便器を見たことあります。私が和式便器の蓋を見たのはこの時一度きりであります。
確かに汲み取り式だと蓋があると臭いが広がらないのでいいと思いますが、使用中は蓋をどこにどうやって置いていたのでしょうか。
ともかく時代が進むにつれ、和式便器の蓋はおろか汲み取り式便所すら知らない世代が増えて行って、汲み取り式便所を知っている私のような世代は年寄りという扱いになっていくでしょう。
時代は変わるものです。
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吊り手水と昭和30年代
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男も座り小便 それがマナーというもんじゃ!
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