ガマの油 プレミアム・エディション [DVD]
“ガマの油”という単語に反応して観てしまった。
今の世に生き残ったガマの油売りのドキュメントなのか、それとも今の世に復活させる話なのか、と期待しましたが、もちろんそうではなかった。
ガマの油売りは中年の主人公・拓郎(役所広司)が幼い頃に見た回想シーンでした。
しかしもう一度、田舎の山の中で再会します。
この時は同行者のサブロー(澤屋敷純一)も見ているのだから、拓郎の見た幻想とも思えない。
一体このシーンは何だったのでしょうか。
見世物の世界は異界・ファンタジーの世界ですね。
主人公・拓郎(役所広司)は子ども時代にその一端に触れていたことで、中年期の危機を乗り越えました。
東北大震災の後、幽霊を見たという体験談が多くあり、学術研究もされています。
異界・ファンタジーの世界は危機を乗り越える力にもなり得るのです。
私としては人間ドラマはいいから、こういった見世物的なシーンをイメージビデオ的に見てるだけの方が楽しい。
しかし私には息子の拓也(瑛太)が何で突然倒れて昏睡状態になるのか分かりませんでした。
ダイエットのし過ぎで栄養失調だったのかと思ったくらいです。
あらすじを検索してようやく交通事故だったんだと気づきました。
確かに自動車にぶつかるシーンはありましたが、典型的な交通事故の描き方ではありません。
その後元気に走り出すので大したことなかったのだと思っていました。こんな風に進行する病態はあるのでしょうか?
結局、少年院の構内で倒れるのだから、発見者は自動車事故との関連を疑うのは難しいかもしれません。
サブロー(澤屋敷純一)も「自動車にはねられて」と普通に言っていますが、お前見たんか!何で知ってるんや!と突っ込みたい。
しかし実際に自動車事故だとしたら、保険会社の調査だとか警察の現場検証だとか犯人の捜査だとか修羅場になっていると思う。
ガマの油 プレミアム・エディション [DVD]
wikipedia:ガマの油 (映画)
wikipedia:ガマの油
wikipedia:四六のガマ
ツタヤディスカス
"人は二度死ぬ"という独自の死生観『ガマの油』役所広司の監督ぶりは?
https://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20091202/Cyzo_200912_post_3309.html
映画の森
「ガマの油」 役所広司が初監督 時空を超えた愛
http://eiganomori.net/article/142955932.html
ブクログ https://booklog.jp/item/1/B002PF3258
■[老若男女懐メロ]がまの油売り 守屋浩
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20141003/p1
■[学問]大道芸口上集 久保田尚 新作口上
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180218/p1
■[学問]香具師口上集 (続) 室町京之介 人間ポンプ有光敏雄の口上も
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170120/p1
■[学問]ドキュメント 又 日本の放浪芸 聞かなきゃ損だよ
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180127/p1
■[学問]やる気が出る 外郎売 CDブック
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170819/p1
■[学問]見世物小屋の文化誌
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20161105/p1
■[学問]【超常現象】人間ポンプ・安田里美 タネも仕掛けも……?【物理現象を超越】
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20161021/p1
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