外資系コンサルが教える読書を仕事につなげる技術

　著者の大学や大学院での専攻は美術史のようですが、現在は経営コンサルタントとして活躍されているようです。

「コンサルティング業界で仕事をしてこられたのは、ひとえに「読書」を通じての学習のおかげです」
　
と書かれています。
　本書では、山口氏が仕事につなげた読書術が開陳されています。
　ビジネス書とリベラルアーツの二本立てが基本で、並行して読むことが勧められています。
　ビジネス書ばかり読んでいると人柄に広がりが出ないという意味のことも書かれています。
　山口氏オリジナルの「ビジネス書マンダラ」も公開されています。
　ビジネス最前線でコンサルタントとして活躍する読書術。
　確かに一読する価値はあると思います。
　できれば社会に出る前に読んでおきたい。
　もちろん、既に社会に出ている私のような人間にも手遅れということはない。
　しかし、紹介されている本は著者の専門分野に関する本が多過ぎる気も。
『リベラルアーツの学び方』瀬木比呂志　と読み比べてみると面白いかもしれません。
　　
“今からでも？リベラルアーツの学び方　瀬木比呂志”
　　 https://diletanto.hateblo.jp/entry/20180721/p1
　　
　積ん読タワーというのが紹介されているのですが、検索してみると結構高価。
　いずれ購入したいとは思いますが、今すぐに購入するのは無理。
　
　