OLDIES 三丁目のブログ

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麒麟がくる 第23回「義輝、夏の終わりに」 光秀はなぜ言わなかった

第23回「義輝、夏の終わりに」
https://www.nhk.or.jp/kirin/story/23.html


  
 麒麟がくる 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ガイド) 麒麟がくる 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ガイド) 


 木下藤吉郎佐々木蔵之介)から将軍足利義輝向井理)暗殺のうわさを聞いた光秀(長谷川博己)は大和の多門山城に調査に向かう。そこで松永久秀吉田鋼太郎)と細川藤孝眞島秀和)から動かぬ証言を得る。
 これはもう、明らかな計画です。
 ここで知ったことをしかるべき部署に垂れこめば計画を止めることができたかもしれません。
 しかし光秀はそうせずに成り行きに任せた。
 殺しはしない追放するだけだと言われたからまあいいわということなのでしょうか。
 もはや将軍家には権力はなくどこに言っても計画を止める力はないとあきらめたのかもしれません。
 松永久秀細川藤孝への義理から密告するに忍びなかったのかもしれません。
 もはや自分は関わらず傍観するしかないと思ったのでしょう。
 しかし将軍から直々に
「もっと早く会いたかった」
と言われた時、感極まって
「実は……」
と告白することはなかったのでしょうか。



 情が強い人ならそうしてしまうでしょう。
 しかし理性と情が分離している理性的な人ならどんな場合にも不用意なことは言わないのです。
 言ってはいけないと決めたことは絶対に言わない口が堅い人なのです。
 知ったことをついツイッターでツイートして炎上してしまう現代人はこの光秀の口の堅さを見習わなくてはいけません。
 逆に、暗殺(追放)を計画している側からしてみれば、光秀は計画をおじゃんにしかねないことを知ってしまった危険人物なのです。
 第4話で織田信秀高橋克典)が怪しい薬売りを殺そうとしたように、後をつけて口封じしてもおかしくはない状況です。
 そうはならずに無事京に戻れたというのは、光秀と久秀の信頼関係が強固ということなのでしょう。
 これほど人に信頼される人にならなくてはいけません。
 そのためには知ったことをペラペラと喋ってはいけないのです。
 
 しかし将軍様はなぜ光秀に
「越前に帰れ」
と言ったのでしょうか。
 細川藤孝眞島秀和)に去られた今、新たな側近が必要な時期なのに。
 もう自分の終わりを悟って光秀を道連れにするのを忍びないと思ったのでしょうか。


麒麟がくる 第4回「尾張潜入指令」”
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