冒頭、本作品を映画製作しているシーンがプロローグとして挿入されています。本作品が映画作品であるという趣向、面白い。
本編の内容は、多くの思惑を持った人々が登場し、追いかけっこするごちゃごちゃした展開。
良い人&悪人として登場するのは本作品がデビュー作であるムッシュ・アンペア氏。
アセチレン・ランプも精神医学者(博士)として登場します。ちょい役で登場は一瞬なので悪いことはしませんが、もしかすると悪徳医師なのかもしれません。
手塚治虫漫画全集(kindle)版の表紙にウサギのミイチャンが描かれていますが、映画本編には登場しませんがはて?
●ブクログ
https://booklog.jp/item/1/B00JPXE4SM
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●読書メーター
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公式サイトによる説明 https://tezukaosamu.net/jp/manga/427.html
手塚治虫を楽しむ
『ふしぎ旅行記』
https://magasaino.hatenadiary.org/entry/20140430/p1
無邪気で楽しい手塚治虫の初期作品
https://shimirubon.jp/reviews/1699215
手塚治虫若き日の渾身の名作!栴檀は双葉より芳し!!
コマ割りが凝っています。手塚先生は若い頃から色々とマンガの表現法を実験されていたんですね。
原作が重いだけに本作品も重い展開。
というか、私も『罪と罰』を一度だけ読んだことありますが、ほとんど忘れてしまっている。
ラズーミンやスビドリガイロフを始めとしてほとんどの登場人物も忘れていたし。
再読せねば……と思うのですが、残り少ない私の人生、その機会はあるのでしょうか?
手塚先生は学生時代に『罪と罰』を何十回も読み返したそうです。創作を仕事として成功するにはそれだけのインプットがあるのです。
しかし『罪と罰』は主人公ラスコーリニコフが犯罪を疑われながらも嘘をつき続けなければならないところが怖い。私は根が正直なのでしらを切り続けることが精神的にできない。もし犯罪を疑われたらすぐに白状してしまうだろう。
そう思いながら読んでいたら、本書を読んだ数日後、夢に見てしまった。犯罪の証拠を箪笥の中に隠していたが結局ばれてしまったところで目が覚めた。
まあもし私が政治家になったとしたら、当然杓子定規の潔白を貫くはずですが、もし何らかの手違いで汚職に巻き込まれたことが判明したら、潔く辞職するでしょう。
しかし世の中には想像を上回る悪人がいて、それまでの日本なら辞職または逮捕に相当する悪事が次々に発覚してもしらを切り続け、証拠の隠滅や改竄まで行ってとうとう居座り続けた恥知らずのクソがいました。こいつ以来、日本はトップが責任を取らずに居座り続ける風潮が広がりました。それまでは曲がりなりにも存続していたモラルというものが容疑者Aのせいで破壊されてしまったのです。その張本人たる容疑者Aは今は地獄に堕ちて罰を受けているところでしょうか。
●ブクログ
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手塚治虫全巻チャンネル【某】
ラストは一見の価値あり!マンガ表現の可能性を追求した超絶実験作!
手塚治虫の恐るべき才能が炸裂したドストエフスキー「罪と罰」
https://note.com/zenkan/n/n396b8497d788
手塚治虫「罪と罰」(1953 年)における表現様式の相克
https://www.jsscc.net/wp/wp-content/uploads/a5f5302f5a8eaba1b87770eaa750fb4d.pdf
手塚治虫「罪と罰」を読む!原作を読めない人向けのダイジェスト版ドストエフスキー
https://kaketayo.net/review-about-tsumi-to-batsu-teduka/
手塚治虫版、ドストエフスキー原作の『罪と罰』を読んだのだ。
http://shinyokoyama.com/2020/04/12/tsumitobatsu/
『清水正・ドストエフスキー論全集』第4巻「手塚治虫版『罪と罰』を読む」紹介
https://shimizumasashi.hatenablog.com/entry/2020/07/02/015914
ドストエフスキー曼陀羅 : 学生と読むドストエフスキーの『罪と罰』 : 手塚治虫版漫画『罪と罰』と原作『罪と罰』の違いを徹底検証
清水正 編著
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009236515-00
手塚治虫の代表作である野球マンガ?【ガムガムパンチ】
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/09/16/191252
上野顕太郎『治虫の国のアリス』
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