「ジュラシック・コード」についての番組の録画を見た。
http://www.tv-asahi.co.jp/canonsp/jura/
- 作者: 渡邊健一,テレビ朝日,全国朝日放送=
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2005/12/01
- メディア: 単行本
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色々盛りだくさんだったが、乱暴に簡単に説明すると……
地上の生物は、脳を発達させてきた。爬虫類の頃から上に継ぎ足す形で脳が発達していった。
人間に至って脳は爆発的に増大していった。
言葉や文字やビジュアルなイメージを獲得し、人類は地上で発展していった。
しかし、脳の底には爬虫類時代の脳が残っている。
この爬虫類時代の脳の暴走を止めるために人類はスポーツや芸術や笑いなどを発展させてきた。
爬虫類時代の脳は暴走する一方で、人間に生命力を与えているものでもある。
人類の脳と爬虫類の脳をバランスよく使っていこう
……というのでいいだろうか。
能力開発の本では、脳の構造についてよく書かれています。
「ジュラシック・コード」という新しい言葉を使っているが、この番組で出てきた脳の説明も、そんな本に書いてあったようなことです。
爬虫類脳からは、バイタリティを引き出していこう。
今回の番組では、ヒトが言葉や文字を発明し、文明化していった、と説明されていました。
しかし七田眞さんの著書では、爬虫類はテレパシーで交信していた、言葉や文字を発明することで、人類は超能力を失ってしまった、というようなことが書かれています。
能力開発の分野では、爬虫類脳は、能力開発に関係する大切な部分です。
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人間の脳(理性)と爬虫類脳(本能)の間で人類の歴史は進行していった、という歴史の解釈が興味深かった。
今の時代で言えば、平和と争いというものか。
爬虫類脳の暴走を抑えるために人類はスポーツや芸術、笑いなどを発明してきた、と説明されていた。
これらは現代でも盛んですが、それでも時代は爬虫類的暴走の方に行っているような感じがします。
爬虫類脳の暴走を抑えるために人類が考えた究極の理想が日本国憲法ではないだろうかとも思います。
人々の脳がつながってネットワークを形成したもの、と見ることもできるインターネット。
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