一流品には一流の「気」が備わっている

　先日、“気”に関する本を読んだら、面白いことが書かれていた。
「一流品には一流の「気」が備わっている」
という項目で、骨董屋の修行法について説明があった。
　昔はともかく本物だけを見続けるのが修行だった、と。
　本物だけが持つ気配を感じ取れるようになるのが大事な修行だという。
　ルーブル博物館でも、最近まで館員は貴族の子弟か貴族の使用人の子弟に限られていたという。その理由は、子供の頃から本物だけに囲まれて育ったため、本物の「気」を感じ取れるからだという。
　そういえばデフレ経済で安売り競争となり、日本も100円ショップだとか回転寿司だとかがはやっている。職人さんが作った本物と触れる機会が少なくなった。
　だからこそ、安倍晋三だとか小池百合子だとか橋下徹だとかのまがい者に騙され幻想を見て支持が集まったりするのだろう。
　まがい者をまがい者と見抜けなくなって信任投票している国民はついに本物とまがい物の違いに気付くことなく国民主権と民主政治を奪われ奴隷にされてしまうのだろう。

■[健康]運を呼びこむ気のパワー　早島正雄　気の導引術
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■[日々の哲学]タレント独裁者のバラエティ独裁制
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