先日、人形劇の『新八犬伝』のDVDを見ました。
辻村ジュサブローの世界【新八犬伝】【真田十勇士】
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2024/03/09/211337
この作品の映像はほとんど残っていないのですが、ノベライズ版は残っているし、そのノベライズ版を講談として読んだチャンネルもあります。
https://www.youtube.com/@user-is6ic1vl4r
いずれこれらも読破したいところですが、現在はとてもその時間がないので、昔購入した子ども向け八犬伝を読んでみることにしました。
鶴書房のペーパーバック・世界の名作シリーズの一冊です。SFベストセラーズ のような判型です。
本作は、園城寺健という方が再話しています。
園城寺さんのお手並み拝見ということろですが、まあ無難に読めました。膨大な原作をコンパクトに250ページ足らずにまとめています。膨大な長編をいきなり読むのは大変なので、まずはこういった子ども向けの短い再話を読むのはいいことだと思います。
人形劇では玉梓という悪役が登場するのですが、本書では登場しません。
あとがきで
「百六さつの書物を、一さつにまとめることは、かなりむずかしいことです。しかし、それだけでもじゅうぶんおもしろいのは、原作のおかげだと思います」
と書かれています。
八犬伝といいますが、八犬士が一堂に会して何かするというより、八人が集まるまでの過程がメインとなっています。メンバーが一人ずつ集まり、また離れと、主役級のヒーローがバラバラで活躍するのが面白い。
一時、5人までが集まっていたのですが、混乱の中でバラバラになってまた集まっていったり。
主役級のヒーローが8人もいるわけですから、誰が主人公になってもいいわけです。
八犬伝というと、私が中学生の時、角川映画で映画化されました。薬師丸ひろ子や真田広之らが出演していて、メディアミックスで結構宣伝されていたように思います。
しかし当時の私は芸能界だとかアイドルだとか流行りものには反発・軽蔑するようなところがあり、無関心でいたのです。今思うと流行には乗っておくべきだったと思います。
何と2024年10月にも八犬伝の映画が公開予定のようです。
映画『八犬伝』
https://www.hakkenden.jp/
https://x.com/hakkenden_movie
日本の古典名作がこのように継承されていくのはいいことです。八犬伝を知らない方はこれを機会に、そして知っている方は思いを新たにということで、老若男女問わずこの流れに乗って行きましょう!
●ブクログ https://booklog.jp/item/1/B01LTIADFI
●読書メーター https://bookmeter.com/books/11805231
↑出版社が違うけど筆者が同じなので
辻村ジュサブローの世界【新八犬伝】【真田十勇士】
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2024/03/09/211337
[wikipedia:曲亭馬琴]
[wikipedia:南総里見八犬伝]
[wikipedia:南総里見八犬伝の登場人物]
[wikipedia:Category:八犬伝を題材とした作品]
[wikipedia:深く潜れ〜八犬伝2001〜]
[wikipedia:里見八犬伝 (2006年のテレビドラマ)]
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