◆◇◆◇◆◇◆ 「少年少女 世界の名作文学」読書ノート ◇◆◇◆◇
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第13回配本 トム&ハックの冒険
2004.11.14
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USO SAKAI(ゆーえすおー さかい)です。
先月は時間配分ミスのため、結局配信できませんでした。
無理せず、細く長く続けていくことをモットーに細々と継続していくつもりです。
どうか細く長い付き合いをよろしくお願い申し上げます。
◇ ◆ ◇
今回は、トム&ハックの冒険であります。
というのは、少し前、書店で『ハックルベリー・フィンの冒険』に「劇場化」とかいった帯が付いて並んでいたからです。その後、新聞の文化面にも紹介記事が出ておりましたが、どうやら『ハックルベリー・フィンの冒険』を劇場化したミュージカル
「ビッグ・リバー」〜ハックルベリー・フィンの冒険〜
が上映されていたようなのです。それに合わせて読んでみようという意図でしたが、発行をもたついている間にミュージカルの公開は終了し、公式サイトもたたんでしまったようです。
◇ ◆ ◇
『ハックルベリー・フィンの冒険』は言うまでもなく『トム・ソーヤーの冒険』の続編なのだから、どうせならトム・ソーヤーと両方読んでみたい、と思います。しかしいつも読んでいる小学館の全集には、トム・ソーヤーの方だけ収録されているようであります。
少年少女世界の名作文学12 アメリカ編3 『トム=ソーヤーの冒険』
少年少女世界の名作11 アメリカ編1 『トム・ソーヤーの冒険』
共に打木村治の訳です。一部に小さな手直しがありますが、ほぼ同じものと見てよいでしょう。
ただ、今回はハックのミュージカルに因んでいるのだから、続編の方も読みたいと思い、図書館で調べたところ、河出書房の全集に、両方収録されていることが分かりました。
ということで、今回は特別編として、河出書房新社の“少年少女世界の文学”シリーズを読んでみます。
◆◇◆ ◇◆◇ 書誌的事項 ◇◆◇ ◆◇◆
少年少女世界の文学(河出書房新社版)10 (1966年)
『トム・ソーヤーの冒険』 マーク・トウェイン 原作
光吉夏弥 訳 池田龍雄 絵
『ハックルベリイ・フィンの冒険』 マーク・トウェイン 原作
小島信夫 訳 桜井誠 絵
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今回読んでみる河出書房の少年少女世界の文学、全24巻・別巻2巻ということですが、これもまたなかなかの大型シリーズであります。300ページを超える大型の本で、字も小さく、2段組であります。もう、大人向けの本といっていいくらい充実した内容です。訳も、一部省略した部分もあるようですが、ほぼ完訳に近い形になっているようです。ただ、カラーの挿絵が随所に入っているので、その点読みやすい。
わらし仙人様が、最近売れる本の特徴として、字が大きい、ということを挙げておられました。しかしこの本が刊行された当時の子ども達は、こんな小さい字がぎっしり詰まった分厚い充実した本を読んでいたのですね。下手したら現在の大人の読書能力はあの当時の子ども達に負けるのでは?これはぜひとも速読術をマスターせねば。
『トム・ソーヤーの冒険』については、この夏に行った企画「共同ブックトーク:夏休み 親子で読みたい本」において、このメルマガでは1位として挙げさせていただきました。
その時行ったアンケートでも、1位の得票を頂きました。
(参照) http://nazede.gozaru.jp/mmm011.html
◇ ◆ ◇
また、『トム・ソーヤーの冒険』は1980年には日曜19時半からの世界名作劇場として1年間放映されております。以前も書きましたが、このアニメについては私は再放送で見ております。なかなか面白く描かれておりました。
- 作者: マークトウェイン,Mark Twain
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2004/04
- メディア: 文庫
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しかし意外と知られておりませんが、『ハックルベリー・フィンの冒険』も、実は連続アニメ化されていたのであります。原作では続編ですが、日本でのアニメ化はハックの方が早く、1976年に全26話で放映されています。私は、物心つくかつかないかの時に見ておりました。私の記憶に残る、一番古い部類のアニメであります。
「ねえ ハックの 大事なもの知ってるよ」
で始まるオープニングソング(始めの歌)をまだ覚えておりますが、内容その他については全く覚えておりません。(はてなダイアリーのキーワードに「ハックルベリィの冒険」「ほらハックルベリィ・フィン」がありました。)
「ハックルベリィの冒険」「ほらハックルベリィ・フィン」
(追記)
94.08.26〜95.03.03に、『衛星アニメ劇場』枠内で『ハックルベリー・フィン物語』が放映されていたようです。私は元来同時代のアニメについてあまり関心がないし、TVも地上波だけしか見られないので全然気付かなかった。
【テレビアニメ放映資料】『ハックルベリー・フィン物語』
http://home-aki.cool.ne.jp/anime-list/hakkuru.htm
◇ ◆ ◇
世界名作劇場は知名度も大きく、ファンも多いのですが、その枠外で放映された、世界の名作を原作としたアニメシリーズもたくさんあります。『宝島』『シンドバットの冒険』『小さなバイキングビッケ』『燃えろアーサー』や『ハックルベリィの冒険』など、今一つ知名度の低いこれらもう一つの名作アニメシリーズの復権が望まれます。
◇ ◆ ◇
『トム』も『ハック』も、私は中学1年か2年生の頃、完訳版で読みました。『トム』の方はハラハラドキドキで面白かったのですが、『ハック』の方は少し難しく、あまり面白さが理解できなかった。解説で、作者のトウェインは、『ハック〜』の方に愛着があり、一般的な文学的評価も『ハック〜』の方が高い、と書かれていて、『トム〜』の方が面白いと思った私としては、意外に思ったものです。今思うと、当時の私にはまだ『ハック〜』を理解することができなかったのだと思います。
◇ ◆ ◇
さて、まず『トム・ソーヤーの冒険』について。
親がいないトムは、ポリーおばさんの家で育てられています。ポリーおばさんは、トムのお母さんの姉ということです。トムにはシッドという弟がいて、本書では「腹ちがいの弟」と書かれているのだから、多分ポリーおばさんの実子なんでしょう。
世界名作劇場を取り上げる上でいつも参照する
『名作アニメもうひとつの物語』
名作アニメもうひとつの物語―ムーミン、ラスカルほか全24作品の素顔
- 作者: 世界名作親子の会
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 1993/12
- メディア: 単行本
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◇ ◆ ◇
こんな家族構成の中、トムは色々なエピソードを提供してくれます。話の核になるストーリーの間にも、小さなエピソードが幾つか挿入され、トムの活躍を描いております。トムは色々ないたずらをやり、事件を起こし、大人達を怒らせます。
初めてこの話を読んだ頃、私はトムの活躍を楽しみ、あこがれもしました。しかし今読んでみると、どうやら私はトムのようなタイプではなく、どちらかというとシッドのようなタイプの子どもでした。
不良のトム、優等生のシッド。
シッドは優等生で、大人達を困らせたりしません。
しかし、頭の中は自由です。私は、行動するタイプではなく、頭の中で冒険するタイプでありました。
小説を書くのが好きだったので、面白い小説を書くためのアイディアを考えたり、本を読んだり、小説を書くのが好きでありました。
それで、頭の中でトムの冒険をわくわくしながら読んでいたのでありました。
好きだったのは、無人島に家出する話です。ジャクソン島という名前のようです。
◇ ◆ ◇
ベッキー・サッチャーに振られて気落ちしたトムは、ジャクソン島にジョー・ハーパーやハックと共に乗り込み、無人島生活を始めます。
無人島生活を始めた数日後のある夜、トムは島を抜け出し、家に戻ってポリーおばさんやジョー・ハーパーのお母さんらが、トムやハーパーが死んだと思い込んで悲しんでいるのを見物します。臨死体験を思わせるこのシーンが印象的でした。
◇ ◆ ◇
そしてトム達は、自分たちの葬式が開かれている時に帰ってきます。驚いた町の人達は喜んで許し、トム達はちょっとした英雄扱いを受けます。しかしちょっとこれは悪趣味というか、悪乗りというか、やりすぎな感がするいたずらであります。私がトムのようなタイプではなく、シッド的なタイプだと自覚するのは、こんな時であります。
◇ ◆ ◇
ベッキー・サッチャーもトムと仲直りしようとしますが、トムは根に持って許しません。ベッキーは怒り、本当に仲違いしてしまいます。
その仲直りのきっかけとなったのが、ドビンズ先生であります。
このドビンズ先生、アニメ版では、トムを目の敵にしており、こっぴどい仕返しを受けたりする、永井一郎演じるちょっとした重要人物でありますが、原作ではこのエピソードのみの登場であります。
「先生のドビンズ氏は、若いときのこころざしをとげないままに、中年になった人
だった。先生ののぞみは医者になることだったが、貧しいために、町の校長先生い
じょうになれないでいるのだった。」
ということで、毎日、解剖学の本を見ることを楽しみにしている人物であります。
子ども時代には全然気にも止めなかった記述でありますが、運命のいたずらで思いもよらない生活に流れ着いた成れの果て、読んだり書いたりすることを毎日のささやかな楽しみとしている今、身につまされる記述であります。ドビンズ先生の境遇に非常に共感するのであります。
こういった視点の変化を感じるのが、子ども時代に読んだ名作を大人になってから再読する意義の一つであります。
ともかく、ドビンズ先生の大切な解剖学の本を破いたベッキーの罪をトムがかぶってやったことで、二人は仲直りします。ドビンズ先生はトムとベッキーの結びの神となったわけです。
◇ ◆ ◇
そして物語はこの後、息もつかせぬサスペンス編に突入し、インジャン・ジョーとの対決、洞穴での冒険、宝物の発見……と続いていくのであります。
いや〜やはり、子どもにとっても大人にとっても名作であります。
子ども時代の感想と大人になってからの感想を比べてみるともっと面白いのであります。
ハックルベリーの冒険については、CMの後でお送りします。
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え〜、ここでありゃま商会からのコマーシャルです。
もう一度読み返したいトムとハックの冒険。
読んだことない方は、今こそ読んで下さい。
こんな名作、読まないのは勿体無い。
←角川文庫のトウェイン完訳コレクション(大久保博訳)
← 彩流社のマーク・トウェインコレクション
← ちくま文庫のマーク・トウェイン・コレクションはこれ1冊か?
←「ハック〜」には他の邦訳を概観した小史も併録とか。
『トム=ソーヤーの探偵』トムとハックが探偵に?!これは私も未読であります。
三作品まとめて読めるのは講談社青い鳥文庫版
新潮文庫からも出ています。
- 作者: マーク・トウェイン,Mark Twain,有馬容子
- 出版社/メーカー: 彩流社
- 発売日: 1996/11/01
- メディア: 単行本
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↑ハックがコレラ菌になって細菌世界を冒険!?こんなのも書かれていたのか。
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さて、『ハックルベリー・フィンの冒険』について。中学生の頃読んだ時は、少々難しいと感じたのですが、今回非常に面白く読むことができました。
原作は、『トム〜』より長い大著であります。今回の訳は
「まい数の関係で、一部はかんたんにしましたが、だいたいは原文にしたがって訳しました」
とのことです。
◇ ◆ ◇
前作品での冒険により、金持ちとなったハック。しかし、飲んだくれの父親が帰ってきて捕まります。この父親、今の言葉で言うと家庭内暴力を繰り返す悪い奴です。ハックは小屋に閉じ込められますがノコギリを使って脱出、ミシシッピ川を下っていって例のジャクソン島に逃げ出し、そこで逃亡奴隷のジムに会い、一緒に行動することになります。
◇ ◆ ◇
数日後ハックは、自分に関する世間の噂話を知るために変装して対岸に行き、ある老婆の家に行って様子を聞き出します。老婆は、ジムがハックを殺して逃亡したのではないかという噂話を話してくれ、ジムに賞金がかかっている、と言います。そして、私はジャクソン島に火が上がっているのを見たから、多分ジムはあそこにいるんだろう、今夜私の亭主はジャクソン島に探しに行くため、今手伝いを呼びに言っている所だ、と。
その時の老婆というのがいいですね〜。注意力や推理力が鋭く、まるで安楽椅子探偵のミス・マープルのようであります。この老探偵の捕物計画に驚いたハックは慌てて逃げ出しますが、果たしてこの少年の正体がハックだと老婆はどこまで気付いていたのでしょうか。
◇ ◆ ◇
そしてハックとジムは、いかだを使ってミシシッピ川を下っていきます。いかだには小屋もついており、雨露をしのぐことができます。また、小屋の中には土をもり、火をおこすこともできます。いいですね。私は子ども時代からこんな閉じた自給自足的な空間が好きでありました。
◇ ◆ ◇
川を下りる道中、色々な事件に巻き込まれながら、やがてハックはグレンジャーフォード家に厄介になることになります。 グレンジャーフォード家は、シェファードソン家と長い宿敵関係にあり、対立しております。そもそもの始まりは、どちらかの家が裁判に勝ち、負けた方が勝った方を撃ち殺したことらしいが、そんなことは誰も覚えてはいない。ともかく、両家は生まれた時から仲が悪いのであります。
グレンジャーフォード家には、バックという、ハックとほぼ同じ年代の子どももいて、仲良くなりますが、彼もまたシェファードソン家を憎んでおります。
この両家の争いのエピソード、最後は悲劇に終わります。トウェインは、争いの連鎖の悲しさを、このエピソードを通じて訴えているようです。
本書を中学生の頃読んだ時、『トム・ソーヤー』ほど印象には残らず、大部分を忘れてしまいましたが、この二家の争いのエピソードについては、悲しいイメージとともに深く記憶に刻まれました。このエピソードは特にそうですが、『ハック〜』の方は、『トム・ソーヤー』と比べて、考えさせられる部分が多くなっていて、単なる冒険活劇物語では終わっていません。その点、読者対象年齢が『トム・ソーヤー』より上になるでしょう。
◇ ◆ ◇
またミシシッピ川を下っていくと、今度は2人の詐欺師に会い、同行する羽目になってしまいます。
「職業は、わたりの印刷職人だが、特許の薬品もいささかあきなうし、役者もやる。
―こりゃ、まあ、悲劇のだがね。催眠術や骨相学も、いざとなりゃ手がけるし」
「わしゃ、これでも、むかしはちょっとした医術のこころえがあってな。掌圧療法
てのが、わしのおはこだったよ。―ガンとか中風とかいったものにきくんだがね。
それから、運勢占いもできる。」
……むむむ、アヤシイ。何だか私の行く末を見ているようだ。
そして、ずる賢い若い方の詐欺師が、私は実は公爵だった、と言い出し、やがて年とった方も実は私は王様だった、と言い出し、公爵と王様のアヤシイ詐欺師コンビは、行く先々でインチキ商売をやっていくのであります。やがて、大金持ちの遺族になりすまして莫大な遺産を横取りしようとして……。
◇ ◆ ◇
またまた下流で詐欺師コンビはジムを奴隷として売り払ってしまいます。ハックはジムを救出しようと試みますが、何とジムが売られたサイラス・フェルプス家は、実はトム・ソーヤーのサリーおばさんの家。やがてトム・ソーヤーも到着し、トムとハックのコンビが復活!ジムの救出作戦を開始します。
◇ ◆ ◇
いや〜なかなか、少年時代とはまた違った楽しみ方があるんですねえ。今読み直して、改めてこの作品の面白さが理解できました。黒人奴隷の問題や、争いの連鎖の問題など、社会的な問題も描いており、そういった問題提起もあったんですね。公爵と王様のアヤシイ詐欺師コンビも、非常に身近で親近感を感じます。何だか自分もこんな風に落ちぶれかねなくて恐ろしい。そういった感じ方に楽しみ方、少年時代にはそこまで味わうにはまだ幼すぎたのでしょう。
改めて、少年少女時代に読んだ名作を大人になってから読み返すことの意義を実感します。皆様方も少年少女時代に読んだあの物語を読み返してみてはどうでしょうか、
……と提案させて頂き、この項を終わりといたします。さよなら、さよなら、さよなら。
トム・ソーヤーとハックルベリー・フィン―マーク・トウェインのミシシッピ河 (求龍堂グラフィックス)
- 作者: 今村楯夫,後藤和彦,和田悟
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ハックとトムの神話世界―『ハックルベリィ・フィンの冒険』を読む
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- 作者: 石原剛
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マーク・トゥエインの大冒険 トム・ソーヤとハックルベリーの不思議な旅 [DVD]
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◇◇◇なぜ学 読書調査◇◇◇
日本人の読書体験を徹底調査!!……とは大袈裟な。
原作もアニメもあまりにも有名すぎる今回の作品。
この作品の読書体験を問う!
☆M・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』を読んだことありますか。
完訳版で読んだことある (18票) 23%
縮訳版で読んだことある (15票) 19%
絵本で読んだことある (14票) 18%
ない (32票) 40%
その他 (1票) 1%開始:2004年11月14日/締切:2004年11月22日18時
投票数:80票/コメント数:6件(協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/ )
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(コメント)
2004年11月14日22時11分31秒 お名前:なぜ学
コメント:
今回、メルマガではトム・ソーヤーとハックルベリー・フィンの冒険について書いてみました。
大人が読んでも面白い本だと思います。
●完訳版で読んだことある2004年11月15日01時03分00秒 お名前:ピロ
コメント:
英語の教科書や教材によく載ってますよね。
それ以外は知らない。●2004年11月15日07時40分46秒 お名前:コマンダーインチーズ
コメント:
学生の時文庫で読んだ。すごく感動して影響を受けた、ということはなかったが
本としては面白かった。●2004年11月15日23時59分06秒 お名前:Mylene
コメント:
1960年代の終りか1970年代の始め頃にNHKでやっていたのを見ていた。
●その他2004年11月16日00時50分27秒 お名前:R/メールアドレス
コメント:
アニメと違って、人種差別に正面から取り組んだ作品だったのがとても印象に残っている。トムと周囲の黒人たちが心でつながりあう様子を描くことで、差別の乗り越え方も学んだ。同じく、ハックルベリー・フィンも、当時アメリカの白人社会の最下層の人間の生き様と、そういう人間からも黒人というだけで差別されるアメリカ社会の一片をさらっと書いていて、感慨深かった。●完訳版で読んだことある2004年11月16日22時22分10秒
お名前:ひろき(H.O.)
コメント:
アニメなんかは面白そうかなと思います。●ない(皆様、投票・コメントありがとうございました。)
☆M・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』を読んだことありますか。
完訳版で読んだことある (8票) 11%
縮訳版で読んだことある (9票) 13%
絵本で読んだことある (4票) 6%
ない (48票) 67%
その他 (3票) 4%開始:2004年11月14日/締切:2004年11月22日18時
投票数:72票/コメント数:5件(協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/ )
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(コメント)
2004年11月14日22時16分19秒 お名前:なぜ学
コメント:
中学生の頃、完訳で読みましたが、『トム・ソーヤーの冒険』より難しく、分かりにくかった。
今読んでみると、ようやく面白さが分かったような気がします。
なお、あまり知られていませんが、この作品は『トム・ソーヤー』より早く、連続アニメ化されております。
●完訳版で読んだことある2004年11月15日07時41分27秒 お名前:コマンダーインチーズ
コメント:
トムに続いて直後に読んだが、こちらはあまり覚えていない。●2004年11月16日00時00分49秒 お名前:Mylene
コメント:
漫画の本でなら読んだ事が有る。●その他2004年11月16日00時53分21秒 お名前:R/メールアドレス
コメント:
『トム・ソーヤの冒険』ではかなりのいたずらっ子に描かれていたトムが、『ハックルベリー・フィン〜』では、いいとこのおぼっちゃんに描かれていて、なるほど、当時の“自由の国”にこういった社会階層があったのだなと感心した。
●完訳版で読んだことある2004年11月16日22時24分56秒 お名前:ひろき(H.O.)
コメント:
あらすじも知りませんが、きっとスリルに満ちているのかなと思います。
●ない(皆様、投票・コメントありがとうございました。)
☆【??? 市井のディレッタント 冒険記 ?!∞】☆
――日々の冒険を記録するウェブログより紹介――
☆[日常の哲学]縄文文化と日本文化
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041028
☆[日常の哲学]血液型と後片付けアンケート中間報告
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041102
☆[日常の哲学]『サザエさん』の歌、挿入歌について
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041109
☆[能力開発][筆跡心理学]大口預金の京子さんは仏様
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041112
☆ [『新選組!』をもっと楽しく観よう会]
第43回「決戦、油小路」(10/31
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041103
第44回「局長襲撃」(11/7)〜幕臣、転落!
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041111
【相互紹介】 SF KidなWeblog
……SF、睡眠開発計画、超常現象……。
SF Kid的ウェブログ。
http://blog.livedoor.jp/sfclub/
◆月曜朝にさわやかに起きる方法
http://blog.livedoor.jp/sfclub/archives/8241227.html
◇「爪もみ」健康法で熟眠・快眠?
http://blog.livedoor.jp/sfclub/archives/9270338.html
◆ジョー・マクモニーグルが透視したケネディ暗殺犯・3億円犯人
http://blog.livedoor.jp/sfclub/archives/9272160.html
◇未来少年コナン 第1話 のこされ島
http://blog.livedoor.jp/sfclub/archives/8943621.html
『未来少年コナン』の再放送が始まりましたね〜。
毎週木曜、19時25分〜。
……ということで、アンケートであります。
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☆“コナン”といえば、何を思い出しますか。
■未来少年コナン (33票) 30%
□名探偵コナン (66票) 60%
■コナン・ザ・グレート (5票) 5%
□コナン・ドイル (6票) 5%
■その他(コメントお願いします) (0票) 0%
こちらの結果につきましては、以下のページを御覧下さい。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20041205
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あなたは
まぐまぐより 92人(−2)
メルマガ天国より 23人(+1)
めろんぱんより 11人(+2)
の名作文学について考える少年少女の感性を忘れないヒトのうちの一人です。
(HPのバックナンバーページを作るのは大変なので、
試験的にブログの方にバックナンバーを収録してみました。)