本日の「折々のうた」では、このようなうたが紹介されていた.
ところてん昭和がふっと顔を出す 藤田湘子
いやなかなか面白い。懐古趣味のある私としては、「昭和がふっと顔を出す」がツボにはまった。
「ところてん」について調べると、季語は夏。実は私はところてんを食べたことがない。
多分母親が嫌いだったんだろう。(寒天はよく作ってもらったのだが。)我が家の食文化には、ところてんもレバーもキムチも存在しなかった。
(世間の狭い私は大学の学食で初めてレバーといううまい肉が存在することを知り、大阪に職を得るまでキムチを食したことがなかった。)
ところてんから昭和が顔を出す、そのココロは分からない。しかし、感覚的に面白い表現である。“取り合わせの妙”とでもいうのだろうか。
しかしこの「昭和がふっと顔を出す」は、上の五音を何に入れ替えても俳句・川柳になりそうな汎用性のあるフレーズである。
駄菓子屋さん昭和がふっと顔を出す
マジンガーZ昭和がふっと顔を出す
『マジンガーZ』以降、数々の巨大ロボットアニメが続いた。昭和アニメの名作である。
しかし何といってもプロレスであろう。
一時は週刊プロレスを毎週購読して活字プロレスにはまっていた私だが、現在は時間も金もなく、週一回のプロレス放送も30分に短縮され、現在のプロレス界の情勢には疎くなっている。
ただ、私にとって最もプロレスが面白かった時期は、週プロを読む前の子供時代、金曜夜に『ワールドプロレスリング』、土曜夕方に『全日本プロレス』、そして東京12チャンネルで『世界のプロレス』が放送されていた時代、すなわち、“昭和プロレス”の時代である。
維新軍昭和がふっと顔を出す
平成時代の維新軍は“平成維新軍”を名乗った。 この“平成維新軍”の活躍も今は昔の出来事。
(注:はてなキーワードによると、「平成維新軍」は誤りで、「平成維震軍」が正しい表記のようです)
長州力昭和がふっと顔を出す
昭和時代の維新軍を率いたのは長州力。この人も数奇なレスラー人生を送り、長い遍歴の末、再び古巣の新日プロマットに復帰。
プロレスを知らない若い世代には、長州力は知らなくても長州小力を知っている人がいるかも知れない。
アントニオ猪木昭和がふっと顔を出す
天龍源一郎昭和がふっと顔を出す
藤波辰巳昭和がふっと顔を出す
この時代のプロレスラーは今でも凄みを持っています。
国際軍団昭和がふっと顔を出す
昭和プロレスといえば、新日正規軍・維新軍団(の前身の革命軍)・はぐれ国際軍団の軍団抗争。
■[地上波プロレス中継観戦記]週プロ、朝日新聞に登場
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20040906
で書いたように、私は国際軍団を応援していた。
アニマル浜口と寺西勇はその後、長州のジャパンプロレスに参加。
その後、ラッシャー木村と浜口&寺西は和解したのだろうか。
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