電車に乗ったら、前の座席に座っている初老の男性が包みから取り出したのがLPレコード。何とかジュニアとかいう、どうやら外国のジャズのようだ。解説が書かれた紙を取り出して熱心に読み始めた。
CDの時代になかなか通な趣味の方だ、日曜にわざわざ和歌山から大阪に出て行って一日かけて中古レコード店を回り、お宝を掘り出しての帰りなんだろうな、と尊敬のまなざしで眺めていると、三角形のオビ?のようなものが落ちて前の座席の足元に飛んでしまった。
中古LPレコードのオビなんて価値があるんでないかい、折角のプレミアもののオビがなくなっては大変だ、教えてあげた方がいいのでは、と非常に悩んだものであるよ。
何せ私は重症のオビマニアなのである。私の立場で考えると、苦労してオビ付きのを探し出して手に入れたのにそれがなくなっては大騒ぎものである。
……と自分のことのように悩んでいたのであるが、その後の行動から判断するに、どうやら意図的に捨てたようだ。
折角ジャズLPレコード鑑賞(収集?)という高尚な趣味を持っているのにオビを粗末に扱うとは画竜点睛を欠く行為で興醒めなことであるよ、と徒然草風に上から目線で思ったものであるが、そもそも電車内でごみを捨てるのはマナー違反であるよ。
何でオビを粗末に扱うんかなあ。
嘉門達夫さんなら本やCDやLPのオビをテーマにした面白い歌をつくってくれるんではないだろうか。
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