一瞬で売れる!買わせる!キャッチコピーのつくり方 (DO BOOKS)
- 作者: 加納裕泰
- 出版社/メーカー: 同文館出版
- 発売日: 2011/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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キャッチコピーのつくり方を、前提となる心構えなどそもそも論から解説している。
先に読んだ
『キャッチコピー力の基本』が、全国的に知名度の高いCM、本のタイトル、雑誌の見出しなどのキャッチコピーを集めて分類している
■[日々の冒険]キャッチコピー力の基本:キャッチコピーの分類事典
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20120313/p1
のに対し、本書では、著者が携わった地域密着型実店舗の実例が中心。
実際に地域で地域密着型の実店舗を運営している方には参考になる事例が多いかと。
ちょっと気になったのは、広告には「似顔絵ではなく写真を載せろ」という点。
似顔絵なんか載せると、もともと怪しい広告が余計に怪しくなるとか。
自分の写真を出してこそ誠実さが溢れ、地域の雰囲気が良くなるとか。
……ううん、実際に地域マーケティングに携わっている著者が書いてるんだから正しい意見なんでしょうが……。
しかし、広告を受け取る側の立場の意見としては、似顔絵を見るのが好きなんですけどね。
私も新聞の折り込みチラシで似顔絵イラストがあるとよく見てしまいますから。
若い美人の写真なら歓迎ですが、その他の人なら似顔絵の方がいいですね。
実店舗の広告でなく、現在、ブログやツイッターやフェースブックのプロフィールでも、似顔絵を使うか実写真を使うかという選択があります。
素人が素顔をさらすのは危険というのもありますが。
私はネット上で素顔をさらす自信はありませんね。
素顔を写真でさらすことができるかどうかは、自分に自信があるかどうかにかかわっているのではないでしょうか。
つまり、私は自分に自信がないので素顔の写真を出せない。
また、素顔の写真を見るのが苦手という心理は、対人恐怖で引きこもり傾向という心理状態もあるのではないでしょうか。
似顔絵やイラストを見ますから素顔を見るのは勘弁して下さい、という心理。
……ということは、広告で写真を出せ、という意見は、素顔を出せる自信があり、対人関係も良好という強者の意見に立った、健康的でビジネスの基本に忠実な意見なんだ。
いいですね。そんな世界の住人に私もなりたい。
いつから私は他人に素顔をさらせない引きこもりの日陰者の存在になってしまったんだろう。
というか、何でいつもネガティブな感想になってしまうんだろう。
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