救急救命医、１年間で１０人退職 大阪・近大付属病院
http://digital.asahi.com/area/osaka/articles/OSK201304090133.html
もし救急車の搬送が間に合わずに手遅れになった場合。
しかもそれが自分や家族や身の回りの人だったとしたら……。
これでは困る。早急に対処してほしい。
大阪都構想だとか憲法改悪だとか地に足着かない大所高所の大問題なんかより、まずこういった身近で切実な問題に最優先で取り組むべきではないでしょうか。
そう思っていると、神戸大学救急部でも異常事態が発生していました。
救急の受け入れ中止 神戸大病院、医師が集団離脱
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201304150699.html
神戸大病院、救急受け入れ中止 教授選で医師が集団離脱
http://www.asahi.com/national/update/0416/OSK201304150121.html
救急受け入れ、神戸大病院「困難」
http://digital.asahi.com/articles/TKY201304160711.html
ツイッターのコメントでは、「白い巨塔」だとか派閥争いだとか算術とか「医者の誇りも矜持も無い」とか矮小化・揶揄するようなのが見受けられる。
それでは、そんなこと言っている連中はどのような仕事をしているのか。
どうしようもない奴隷制体制順応の思考ではないか。
日本人の思想の劣化が感じられる。
「以前から権利意識の高い職場だっただけにこれは注目される。」
何て書いている方もいる。
一体どういう意味だ！？
他人事というか上から目線というか、優越感ほのめかして訳の分からないコメントを入れないでほしい。
医師にしろ他の職業にしろ、意思も何もないロボットか何かで、ただ上からの命令に従って仕事をしてりゃいい、というわけにはいかない、そうだろう？
お互い職業人である前に我々と同じ人間であり労働者なのである、という前提で考慮するべきじゃないんですか？
労働環境や労働条件は、働く者にとって非常に重要。
派閥争いだとか矮小化して切り捨てていてはお互い足の引っ張り合いになってしまう。
それはともかく、現実から遊離した政治家が都構想や憲法改悪のことを問題にし出したら、
「そんなことよりもっと大事な問題がある」
とNO！を突き付けるべきなのだ。
Toshikun’s Diary
■各地で救急が崩壊しているが、その中に「旧人類」の問題も見え隠れ
http://d.hatena.ne.jp/Toshikun/20130413/1365859676
■[経済]インフレ政策が医療・介護・福祉の現場にもたらす影響
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20130112/p1
府民の健康をぶっ壊し、大阪府をぶっ壊そうとしている橋下。
維新にしろアベノミクスにしろ、この国の政治は病んでいる。
緊迫 住吉病院廃止条例案
橋下・維新の会 ２９日採決狙う
大阪・住之江区
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2013-03-27/2013032701_07_1.html
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