3分で右脳が目覚めた。―日常生活で簡単“右脳トレーニング”
本書で、絵の描き方の違いについて述べられています。
左脳型 全体的にそつなく画面に収める
右脳型 部分を強調する。画面からはみ出ることもある。
右脳型の絵の描き方なんてあったのですか!
お行儀のいい左脳型の私には思いもよらない描き方です。
このように本書では、右脳型と左脳型の違いについて色々と述べられています。
嘉門達夫さんの歌に「文系・理系・体育会系」の違いについて歌った曲がありますが、「左脳系・右脳系」も歌になりませんか?
文系理系体育会系 - ニコ百 http://dic.nicovideo.jp/id/5067727
学校教育にしろ一般社会にしろ、左脳型が圧倒的に多くて、デファクトスタンダードになっていますが、右脳型の行動が増えていくと、社会がもっと住み良くなりそうですね。
(政治的な右派が増えるのはいけません。政治的な右派は右脳型と全く正反対で敵対する存在だと、念のため強調しておきます。)
それはともかく、本書では、スーパーなどでレジが複数ある場合、早く進みそうなレジを予想する習慣をつければ右脳が目覚める、と書かれています。
最近ではフォーク並びを採用するレジも多くなってきましたが。
これに関して、思い出したことがあります。
アマゾンや楽天ブックスで購入する際、コンビニ受け取りにするのですが、その時によく思うことです。
コンビニに入った時、今日はレジがすいてるな、と思って、雑誌や店内の商品を一通りチェックして、いざ受け取ろうと思った時、レジに行列が並んでいることが多いのです。
適度にばらけて会計に来ると行列にならないのに、なぜかまとまって会計に来る人が多いので、レジが空いている時と行列ができる時の差が大きいように思うのです。
混んでいる時の記憶が印象に残りやすいとか、仕事帰りの時間帯だから、時間が遅くなるにつれて混んでくる時間帯なんだとか、説明をつけることもできるでしょう。
そこで思い出したのですが、
等間隔で走っているはずの都電なのに、ひどく混んでいる電車と、ひどく空いている電車があるのはなぜか、という問題について、寺田寅彦が考察した随筆がありました。
電車が混んでくると乗り降りに時間がかかり、運行が遅れてくる。すると、待っているお客さんが増えてくるのでさらに増えていく。
一方、その後を走る電車は乗り降りもスムーズなので待ち時間が少なく、そのためお客さんも少なくなる。
これを繰り返すと、混んでいる車両と空いている電車の差は拡大していく。
なるほどもっともな解説です。
その理論を応用すると、阪堺電車や大阪市営地下鉄で、随分待った便が混んでいた場合、次の空いた便がすぐに着くはずだ と思うのですが、実験する余裕がありません。
コンビニのレジが混み出すと余計に混んでくる、という事例も、これに似たような説明がつくのかもしれません。
以前、書店のレジの方がブログで、お客さんがランダムでなく固まって来るので行列ができる、何かの陰謀か!?と書いていて、コメント欄に同業者が「よくありますね」というコメントが複数寄せられているのを見たことあります。
ということは結構よく見られる光景ではないでしょうか?
だから、コンビニで並ぶことがないように、空いた時を見計らってレジに行くように心がけるのも、右脳を鍛える習慣なのではないかと思った次第であります。
(先日も思いっきり待たされました。まずここから改善しないと。)
←文庫化されてます
ブクログ
http://booklog.jp/item/1/4837920071
http://booklog.jp/item/1/483797483X
BOOK.asahi.com http://book.asahi.com/book/9784837974833.html
なぜ、人は一斉にレジに並ぶのか? < 心理 - マーズコネクタ
http://marsconnector.com/life/psychology/herd-instinct.html
突然レジが混むのはどうして?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1045973415?fr=pc_tw_share_q
なぜお客はレジに並ぶのでしょうか?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8006302.html
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