映画館の入りは、6~7割程度か。お年寄りがほとんどで、アラフィフの私が一番若いくらいか。夫婦で来られているお年寄りも多かった。
戦争時代を知っているお年寄りが軍国主義的な安倍独裁政治に危機感を持って来られていたのでしょうか。
映画のストーリーですが、やはり権力とカネを持っていると強い。
権力を持っていると人もカネも集まってきて、人もカネも権力も思いのままに使えます。
権力を悪用するかどうかは権力者の良識にかかっているのですが、もし権力者が権力の悪用に躊躇しない自己中心的なサイコパスであると、大変なことになります。
権力を悪用する権力者を批判する者が声を上げても各個撃破されてしまいます。権力を持たない者が権力を持つ者に対抗するには団結するしかありません。
しかし弱い者同士が団結して権力と戦うよりも権力におもねっておこぼれにあずかる方が波風立てずに楽に簡単にいい生活できるのです。
権力者は、ナイフでイチゴを切るように、人やカネを使った分断工作を行います。
権力に盾突いて波風を立てると、職場で・地域社会で・家庭で異分子となっていく現実。
権力に盾突く個人は、職場や地域社会や家庭でも問題を抱えることになるのです。
職場や地域社会や家庭のことを考えると権力に盾突くことは躊躇させられると。
かくして権力に盾突く個人は各個撃破されていく。
日本でも70年ほど前までは政府や軍人や戦争に批判的な発言をすると弾圧を受ける時代でした。
今またそのような時代になりつつあるのではないでしょうか。
そのような時代を取り戻そうとしている今の政権は変えるべきではないでしょうか。
この映画で主要なテーマとなったのは、大学新設問題。
生物兵器研究をするための目的の大学の設立のために首相の友達に便宜を図るというもの。
現実でも似たようなことありましたが、単に首相の友人の私服をこやすためだけの目的の大学設立であって、生物兵器の研究どころか、教授はネトウヨの寄せ集めだし、図書館にマトモな本すら入っていないというトンデモ大学でした。
この映画で描かれている内閣情報調査室はネット工作したり週刊誌にデマを流したりフェイクニュース捏造や謀略を専門的に行う部署でした。
現実でも似たようなことが行われているんでしょうね。
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