時は経ち、再び除目の時期が巡ってきた。
将門は右兵衛府の少志に抜擢されるが、僚友の三宅清忠(近藤洋介)は今回も無官であった。
前回純友パートで登場した藤原子高(入川保則)。
藤原忠平(仲谷昇)との会話を取り持つけいしのとの(家司?)を務めていた。
折角の昇進だが心晴れない将門。そこにふらりと鹿島玄明(草刈正雄)が訪ねて来た。
「京の堕落に染まるも染まらないも自分次第だ」
と話していると太郎貞盛(山口崇)が訪ねて来る。
「俺はあの人は嫌いだ」と退散。
こんな風に好きな人とだけ付き合う生活はいいですね。
玄明や純友のような人物と交流する一方で貞盛のような奴とも友人関係を築ける将門は幅の広い人なんでしょう。
二人で貴子(吉永小百合)を訪ねる。
「少しづつ昇進してほしい」
と天然発言。しかし過去の恋愛すら許さない怖い面も。
ところで、見事な富士額ですね。人相学的には良妻賢母の相らしいです。
平四郎将平(岡村清太郎)が京で学問するためにやって来た。
大学寮の学者は足の引っ張り合いをしているので学問するところではない、
在原氏の奨学院は碌な学者はいない、綜芸種智院は仏臭いとけなし、
結局のところどこに行くかまだ決めていないと。
田舎に住んでいながらそんなことまで知っているとはすごい。
このドラマでは学に秀でた秀才ということになっていますが、実際の平将平とはどんな方だったのでしょうか。
前回逮捕されて退場した学生の殿・紀豊之(綿引洪)との対決が見たかったですね。
豊之の影響を受ければ将門・純友革命軍の理論闘争を担う言論戦士に成長していたのでしょうか。
将平が師匠として選んだのは、小野道風(小池朝雄)。
変人だが学問は確からしい。
書という芸を持っているので、金に困れば寺社に字を描いて金を得ているという。
今でいう御用学者ではないが、現実の批判的言動はしていない様子。
本当の意味での政治から距離を置いている学者か?
ウィキペディアでは「晩年はたいへん健康を壊し、随分苦しんだという」とあります。
人相学的には鼻が赤いのは酒の害であり、健康運や金運が悪いと言われています。
その夏、疫病が流行り、世の中は乱れ、仮面を被った盗賊が出没した。
偽物登場に怒る武蔵(太地喜和子)と季重(沢竜二)。
将門が役所で当番に当たっていると、その盗賊達が出現したという知らせ。
躊躇する上役や同僚を尻目に将門が出動!
賊は見掛け倒しではなく結構手強かったが、討伐に成功。
賊の仮面を取ったところ、氏素性の正しさを思わせる顔立ちであった。
その頃、藤原純友(緒形拳)は宮崎の浜に向かっていた。
海賊の名だたる頭領達と誼を通じるのが目的である。
こんな小舟で愛媛から宮崎に行ったのかと思えば、愛媛県越智半島の宮崎村のことのようです。
夜叉スタイルのコスプレでないけら婆(吉行和子)。どうやらこれが素顔らしい。
婆さんではなく童顔の女性であった。
純友を待ち受けているのはクセのありそうな海賊の面々。
果たして純友は誼を通じることができるのであろうか!?
wikipedia:平将平
wikipedia:奨学院
wikipedia:綜芸種智院
wikipedia:大学別曹
wikipedia:大学寮
wikipedia:小野道風
wikipedia:越智郡
データベース『えひめの記憶』
http://www.i-manabi.jp/system/regionals/regionals/ecode:1/1/view/23
雑記帳
大河ドラマ『風と雲と虹と』第12回「剣の舞」
https://sicambre.at.webry.info/200911/article_7.html
戦国放題 こたつ城
「将門雑記(風と雲と虹と)」2(08~13)
http://kotatu.jp/hyo/sakuhin/masakadozakki/08-13.htm
【シミルボン】将門を読む | カマウチヒデキ
( 平将門 上巻 | 海音寺潮五郎 )
https://shimirubon.jp/columns/1675363
風と雲と虹と 過去ログ
麒麟がくる 過去ログ
毛利元就 過去ログ
新選組! 過去ログ
平清盛 過去ログ
wikipedia:風と雲と虹と
twitter: #風と雲と虹と #平将門
ツタヤ
NHK大河ドラマ『平将門』『藤原純友』
http://sakai.areablog.jp/blog/1000026345/p10648332c.html
【アンケート実施中です!ご協力お願いします!】
NHK大河ドラマ『風と雲と虹と』を知っていますか?
http://blog.with2.net/vote/v/?id=215381
↑人気blogランキングにご協力お願いします。m(_ _)m
↓また、ご意見ご感想・ブックマークなど頂けましたら励みになります。
コメントやはてなスターもお待ちしております。m(_ _)m