説明しよう。山の中に建つ古い洋館は【夢音堂書店】という不思議な書店なのであった。
その書店の店主・紫ノ宮沙霧は不思議な能力を持つ超常的な人で、彼女が勧めてくれた本を読むと不思議な夢を見るという……。
ということで、純粋なビブリオセラピーではなく、超常現象的なセラピーでした。
まあ私も超常現象は好きなのでこれはこれで面白かった。
紫ノ宮沙霧と夢音堂書店はこの世のモノならぬ存在で、一体どんな因縁があるのだろうかと思われます。ミステリーのようにすっきりと説明がつくものではなく、ファンタジーです。
紫ノ宮沙霧がビブリオセラピーに用いた本はもっともらしく詳しい説明がされていますが、ネット上で他の方の感想を読ませて頂くと、架空の本のようです。
私もあまり小説を読まないので現在の小説事情についてはよく分からないのですが、本をテーマにしたり、駄菓子屋や食堂を訪れたお客さんが不思議な出来事に出会ったりする物語が色々と出ているようです。本作品もそのような不思議なお店テーマの一つです。
本書は新潮文庫NEXレーベルから出ていて、高校生や大学生が主人公となっていて、その世代を読者対象としているのでしょう。
昔でいうと、「ジュブナイル」とか「ヤングアダルト」と言われていたジャンルだ。
心なしか文字の組み方もゆとりがあって読みやすい。
(老眼や近眼のため細かい字が見えづらくなった熟年世代にも読みやすいのですが)
しかし私個人としては、高校時代は重いうつ病に悩まされて恋愛はおろか友人もいなくていつも何でも一人でやっていたし、好きな本すら読めなくなってしまった苦しい時代でした。高校を舞台とした小説はトラウマが蘇るようで辛い。最終章なんかほとんど飛ばし読みになりました。私こそ紫ノ宮沙霧さんの読書セラピーが必要です。
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