OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

マンガ映画と吉川英治【フィルムは生きている】手塚治虫

 マンガ映画製作に情熱を燃やす宮本武蔵佐々木小次郎のライバル物語。
「少年パック」の編集長・盤台庄助さんは武蔵を高く買って何かと便宜を図ってくれます。
 佐々木小次郎も連載を12本も抱える売れっ子になります。
 小次郎は少年パックにも連載を持っていたのでしょうか?それはともかく、当時はマンガを連載する雑誌が12も13もあったということなのですね。
 1958年から59年にかけて学年をまたいで中一コースから中二コースに連載された作品。
 学年誌といえどすごく豪華な連載漫画ですね。
 丹波篠山出身で朴訥とした努力型の武蔵と佐々木財閥の御曹司で天才型の小次郎。
 努力型の主人公に対し天才型のライバルが登場するのは物語を面白くするためか。
 手塚治虫はどう見ても天才型ですが、手塚先生自身は自分は努力型だと思って努力していたのでしょう。
 天才が努力をしているのだから、誰もかなうわけがありません。
 それはともかく、本作品は吉川英治の『宮本武蔵』を下敷きにしているとか。
宮本武蔵』を読んだことあれば本作品をもっと面白く味わえるはずです。
 名作を生み出すにも深く味わうにも幅広いインプットが必要だということでしょう。


ブクログ
  https://booklog.jp/item/1/B00JPXE4KA
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[wikipedia:フィルムは生きている]

[wikipedia:宮本武蔵 (小説)]


公式サイトによる解説
  https://tezukaosamu.net/jp/manga/420.html

仮想と現実
 手塚治虫の「フィルムは生きている」
  https://juangotoh.hatenablog.com/entry/2018/01/26/023659

まつざきあけみのブログ
 昭和34年 手塚治虫漫画選集5 「フィルムは生きている」
  https://matsuzakiakemi.seesaa.net/article/a7594747.html

鈴木出版/手塚治虫「フィルムは生きている」
  https://k.mandarake.co.jp/auction/item/itemInfoJa.html


手塚治虫【どろんこ先生】【ぐうたろう千一夜】
  https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/10/01/203426
手塚治虫新選組】(ネタバレ注意!)
  https://sfklubo.blog.jp/archives/21860861.html

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