最後に主人公ジョン君の助手・耳男が死ぬことが当時のマンガでは異例のことで読んだ子ども達に衝撃を与えたそうです。
しかし、ジョン君とヒゲオヤジビルと耳男の3人で同じロケット列車2号に乗って同じコースを辿って地球の裏側に着いたのに耳男だけ死んでしまうのは何でなんでしょう?気絶していた二人と必死で運転していた耳男の違いだとか、身体の大きさの違いだとか色々理屈が考えられそうですが。
地底国の女王は、前半と後半で顔が違っています。ウィキペディアによると、地上では人間の仮面をかぶっているという設定のようです。
本作品は『アバンチュール21』というタイトルでリメイクされたようです。あらすじを読むと、『マリンエクスプレス』のような乗り物密室サスペンスのようです。これも読んでみたい。
手塚先生のあとがきによると、本作品はベルンハルト・ケラーマンの『トンネル』にちなんで『トンネル』というタイトルにするつもりだったそうです。
このケラーマンの『トンネル』は、私の母親の実家の本棚に並んでいました。母親のお父さんつまり私の祖父が読んでいたのでしょうか。これが手塚先生の愛読していた『トンネル』か、これはいずれ読まなくてはいけない、と思ったものです。ところがその後私は精神を病んで読書ができる状態でなくなり、母の実家も取り潰されてなくなってしまったのです。
●ブクログ
https://booklog.jp/item/1/B00JPXEQDU
https://booklog.jp/item/1/B014VZ3JC0
●読書メーター
https://bookmeter.com/books/182615
https://bookmeter.com/books/611946
https://bookmeter.com/books/444371
公式サイトによる解説 https://tezukaosamu.net/jp/manga/269.html
藤子・F・不二雄は「こんなのありか!?」と仰天 手塚治虫が『地底国の怪人』で描いた斬新すぎる結末
https://realsound.jp/book/2023/02/post-1258361.html
藤子F先生も驚き!時代を変革した革命的手法は現代のスタンダードに!
「地底国の怪人」を解説
https://note.com/zenkan/n/n0cefa330ead1
手塚治虫が19歳で描いた“戦後ストーリー漫画の原点”『地底国の怪人』見どころ&復刻の舞台裏
https://serai.jp/hobby/391066
【刊行記念・期間限定一部公開!】
『トンネル』(ベルンハルト・ケラーマン/秦豊吉訳)
識名章喜さん解説(部分)【2020年10月30日まで】
https://note.com/kokushokankokai/n/ne2503e5286fb
手塚治虫【地球の悪魔(地球1954)】【大洪水時代】
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/10/29/204117
マンガ映画と吉川英治【フィルムは生きている】手塚治虫
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/10/23/072601
手塚治虫【どろんこ先生】【ぐうたろう千一夜】
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2023/10/01/203426
少年少女・ネタバレSALONO(ネタバレ注意!)
海底超特急 マリン・エクスプレス ネタバレ感想
https://sfklubo.blog.jp/archives/12884341.html
手塚治虫【新選組】(ネタバレ注意!)
https://sfklubo.blog.jp/archives/21860861.html
【アンケート実施中です!ご協力お願いします!】
黒い色以外のパソコンを使いたいと思いますか?
https://blog.with2.net/vote/v/?id=233333
あなたは速読ができますか?
https://blog.with2.net/vote/v/?id=231449
↑人気blogランキングにご協力お願いします。m(_ _)m
↓また、ご意見ご感想・ブックマークなど頂けましたら励みになります。
コメントやはてなスターもお待ちしております。m(_ _)m