早口言葉とモブシーン 外郎売 (声にだすことばえほん)

　
　　　外郎売 (声にだすことばえほん)
　
　外郎売りの口上を１冊まるごと絵本に。
　物売りの口上なのだから、ストーリーはあってないようなもの。
　色々な早口言葉みたいなフレーズが次々と出てきます。
　これをどう絵にするかと思えば、フレーズからイメージされる世界観を絵にしていました。
　ごちゃごちゃと色々な人が登場するモブシーンとなっています。
　早口言葉もごちゃごちゃしてるし、絵もごちゃごちゃしてるし、なかなかごちゃごちゃとして軽快でよろしい。
　現在国語の授業の改悪が検討されていますが、契約書や説明書なんかを読むくらいなら、こういう古い言い回しこそ国語の授業で触れるべきだと思います。
　
やる気が出る 外郎売 CDブック
　　https://diletanto.hateblo.jp/entry/20170819/p1

　wikipedia:外郎売
　
歌舞伎見物のお供
「外郎売」　ういろううり
　　https://blog.goo.ne.jp/yokikotokiku/e/ffa5e4413447bdfa1b22a2f1ecace1ba
「曽我もの」について解説
　　https://blog.goo.ne.jp/yokikotokiku/e/f558c9d77cc274ffbc3c73af6474d9b6
　
　wikipedia:啖呵売
　　
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語り芸について書いたブログ記事｜市井學人 #note
　　https://note.com/diletanto/n/n28a314b62ec0

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右脳活性化より精神の健康が大事 右脳クラシック鑑賞法

右脳クラシック鑑賞法―未知の能力が目覚める不思議な音楽の世界

　日本人にとってクラシック音楽を聴くと右脳が活発に動き出すということです。
　私も大学時代以来、ＢＧＭはＮＨＫ－ＦＭを聞き続けてきましたから、かなりクラシック音楽も聴いてきたと思います。
　著者の品川嘉也さんの著書も高校時代以来、よく拝読して右脳開発に励んできたと思います。
　しかし、重いうつ状態というか重い精神異常状態に陥って改善しなかったために思い通り羽ばたけなかったという悔いがあります。
　右脳活性化よりまず何より先に精神の健康に専念するべきでした。

右脳がいきいき蘇る本+CD―このクラシックを聞くだけで

左脳がみるみる若返る本+CD―このクラシックを聞くだけで

聴くだけで脳がスッキリ冴える32倍速モーツァルトCDブック

モーツァルトの奇跡! 驚異の"重ね聴き"脳力開発法＜CD付き＞ (宝島MOOK)

●ブクログ 　https://booklog.jp/item/1/4895770214

●読書メーター　https://bookmeter.com/books/287670

　wikipedia:品川嘉也

“「奥の細道」の知恵　品川嘉也”
　　 https://diletanto.hateblo.jp/entry/20151102/p1

“能力開発の視点からクラシック音楽を科学的に分析”
　　 https://diletanto.hateblo.jp/entry/20110107/p1

“頭がよくなるクラシック入門　知的漫談”
　　 https://diletanto.hateblo.jp/entry/20070114/p1

“まじめで良心的な能力開発教材　聴くだけで頭がよくなる音のCDブック”
　　 https://diletanto.hateblo.jp/entry/20100930/p1

“人前でスラスラ話せる本　河野カチヒコ”
　　 https://diletanto.hateblo.jp/entry/2019/10/19/201802

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まるで『キン肉マン』！格闘技講談 雷電為右衛門

　　講談えほん 雷電為右衛門 雷電の初土俵 (講談社の創作絵本)

　物語も面白いけど何より絵が面白い。
　表紙を見ても分かるけど、ダイナミックで構図が斬新。
　絵本って、絵が面白いんですね。
　実は私は絵本はあまり読まなかったのです。
　私は物心がつかなくて字が読めないころから字が好きだったようで、字もすぐ読めるようになったようです。
　本を読む・字を読むことが大好きで、図書館で本を借りる時も本屋で本を買ってもらう時も、なるべく分厚くて字が多くて読みである本を選んでいました。絵本なんかすぐ読み終えるのでもったいない、とバカにしていたものです。
　しかし今思うと、絵本で絵を楽しむことも必要だったんだなと反省。
　何せ子どもの頃から裏が白い広告チラシを集めて作文を書いていたので文章を書くのは得意でしたが、絵の方は全く駄目でした。
　人間、絵心も必要です。
　で、いぬんこさんですか。かなり独特で個性的な絵です。本書で絵を学ぶと結構個性的な絵が描けるようになると思います。
　もちろん物語も面白い。
　主人公に次々に強敵が現れて倒していく……というのはヒーローものやスポーツものの定番ですが、講談でもそんなパターンがあったのですね。
　本書では雷電為右衛門の初土俵がテーマとなっています。
　雷電が期待の新人というのは分かるのですが、対する相手もなかなか個性的でよく描かれています。
　雷電のその後の活躍はまたの機会に……と、まるで連載マンガのようです。
　私は『キン肉マン』もプロレスも好きだったのでこんなお話は好きです。
　しかし残念ながら５０になるまで知りませんでした。
　講談や落語にこんな面白い話があったのですか。
　現代の子ども達に雷電為右衛門のお話を継承する本書の企画は素晴らしいと思います。

　wikipedia:雷電爲右エ門

　　　　　　

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●読書メーター 　https://bookmeter.com/books/16579883
　
230年間、負け知らず…！伝説の力士「雷電為右衛門」の仰天エピソード
　　https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77096

語り芸について書いたブログ記事｜市井學人 #note
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