寒い冬を刑務所で暮らそうとたくらんだ男が色々と軽犯罪をして逮捕されようとするが運がいいのか悪いのか、なぜか逮捕されない。通りかかった教会で賛美歌を聴き、改心した直後に逮捕される。
タイトルからオチはある程度見当がついたが、実際にそうなってみると気の毒な結果である。
しかし何で逮捕されたのだろうか。
最初、教会の敷地内への不法侵入かと思ったが、読み返してみると、教会の外の金網にしがみついていたのだからそうでもなさそうだ。
ソーピーは自分の腕にだれかが手をかけたのに気づいた。あわててふりむいたかれの目に、警官の大きな顔が映った。
「ここでなにをしているのかね?」と警官は言った。
「なにも」とソーピーは言った。
「じゃあ、ちょっときてもらおうか」と警官は言った。
「アイランドに3ヶ月」と、翌朝、治安判事は刑事法廷で言った。
裁判を受けたのなら、その時に申し開きもできそうなものだが。信用してもらえなかったのだろうか。
しかし最後の展開があまりにも強引だと思って検索すると、同じように考える人が聞いていた。
オー・ヘンリーの「警官と賛美歌」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413766009?fr=rcmd_chie_detail
「警官と讃美歌」 のラスト 主人公は捕まってしまいま...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1229672142;_ylt=A7YWPROwnz1U7GUAaSJqAPR7?pos=1&ccode=ofv
オー・ヘンリーといえば、最初の「オー」が何の略なのか子どもの頃から気になっていたが、どうやらこれ一文字だけでファーストネームのようだ。
名作による速読訓練 http://www.servicemall.jp/sokudoku/BN/list/
も毎日行うつもりが、またかなり長い間さぼってしまった。
この作品も非常に短いのであるが、10回まで読んだところで数か月もさぼってしまい、結局終わるまでに長い時間かかってしまった。
また今後、できるだけ毎日行うつもりである。
O・ヘンリー・ミステリー傑作選 (河出文庫)
『警官と賛美歌』 O・ヘンリー作
第1回 http://www.servicemall.jp/sokudoku/BN/l/0123001.html から
弟12回 http://www.servicemall.jp/sokudoku/BN/l/0123012.html まで
マルチメディア対訳版 警官と賛美歌
http://www.bauddha.net/cop_and_anthem/
wikipedia:オー・ヘンリー
【速読読書】カテゴリは、『無料で速読トレーニング』http://www.servicemall.jp/sokudoku/
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