- 作者: 南雲吉則
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2012/01/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今までの常識をくつがえすようなことが書かれています。
「飽食が体に悪い」
「空腹時に体を修復するシステムがある」
……というところまでは納得できますが、
「一日一食でよい」
……という結論に持っていくのは極端かとも思います。
私が読んでいるメルマガの発行者さんは本書の影響で1日1食生活を始め、調子よくいっているとメルマガに書かれていたので、あまり強くは断言できないのですが、ヒトには個人差があるのだから、著者の生活習慣が万人に当てはまるわけではないと思います。
例えば、睡眠時間においても、短時間の睡眠でいいショートスリーパーの人と、長時間の睡眠が必要なロングスリーパーの人がいます。
私も中学2年生頃、酒井洋や藤本憲幸の短眠術の本に影響されて短時間睡眠に挑戦しました。
10年以上、こりずに無茶を繰り返し、結局心身に深いダメージを負い、人生に転落し、今でも重い後遺症に悩まされています。
あんなアホなハウツー書に書いていたことを信じて実行したばかりに人生を棒に振ってしまったわけです。
食事についても、1日1食で十分な人と、そうでない人がいるように思います。
アマゾンカスタマーレビューに、1日1食だと間違った食べ方をするとかえって健康を害する、と指摘している方がいらっしゃいました。
だから本書を読んで1日1食を志す方がもしいらしたら、無理をせず少しづつ慣らしていく方法をおすすめします。
本書についてはアマゾンのカスタマーレビューでも賛否両論、というか、「参考になる」採点を含めると、否定的な意見が優勢なようです。
一方、楽天ブックスのレビューでは、肯定的な意見が多いですね。
私としては、「一日一食」など、書かれていることを全面的に支持するのは考えものとは思いますが、しかし大体においていいことが書かれており、傾聴に値する卓見かと思います。
当然書かれていることの全てを実行できるわけありませんが、出来る範囲で日々の生活に取り入れていこうと思います。
私の場合、先日「腸脳力」という本を読んだこともあり、本書を読んで、小食を心がけようという意を強くしました。
■[自己啓発]腸脳力 とりあえず小食・和食・玄米・雑穀から始めよう
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20120605/p1
当然一日一食なんて行うつもりもありませんが、三食ともに腹八分目にして間食のお菓子を減らしていくつもりです。
私はアルフォートなどのチョコレート菓子が大好きで、いつも常備して小腹がすいた時に食べていたのですが、これをなくしていくつもりです。
一気になくすのは無理なので、少しづつ減らしていっています。
私は無理はできないのです。
最近このようなダイエット本が気になり出したのは、冬の間に腹回りが増えていて、昨年同時期に買ったスラックスがきつくなっていたのがショックだったことから。
中年になると代謝が減って、若い頃と同じように食べていては太るのでしょう。
今後は小食を実践し、体脂肪計付きのいい体重計や腹囲を計測する巻き尺も購入して毎日計測し、昨年買ったスラックスを履けるように励んで行きたいと思います。
■[日々の哲学]『「空腹」が人を健康にする』から考えるいのちとエコロジー
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20120617/p1
世の中の不思議をHardThinkします
(書評)南雲 吉則 著: 「空腹」が人を健康にする 一日一食で20歳若返る!
http://blog.livedoor.jp/hardthink/archives/51929629.html
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