OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

《メルマガ》メールマガジン配信スタンド比較“まぐまぐ”編

 
 私の趣味的研究であるメルマガ配信スタンド比較については、

■ [日々の哲学]《メルマガ》各メールマガジン配信スタンド比較
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050413
■ [日々の哲学]《メルマガ》各メールマガジン配信スタンド比較2
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050517/p2

 の2回にまとめるつもりでしたが、各スタンドことに1つのエントリーを当てるようにしたいと思います。
 
 それで今回、まぐまぐさんをエントリー化します。
 本日、まぐまぐさんのバックナンバー表記が改善されたことを知ったため、急きょそのことについて追加します。
 
まぐまぐ http://www.mag2.com/
      http://www.mag2.com/m/0000118722.html
      http://www.mag2.com/m/0000152630.html 
  
 まぐまぐさんの優位は今後も揺るぎないでしょう。
 4月1日の法律施行に合わせて仕組みを変えました。しっかりと時代を見据えている、と感心させられます。
 この時の変更により、発行者にとって使いやすくなりました。
 一つの発行者ツールで複数のメルマガを管理できるようになって便利になりました。
 メルマガ申請のためにサンプルではなく第1号が必要となったのは、当然でしょう。
 サンプルで期待したのに、いざ届くと失望する、というメルマガもあるので。
 
 また、いつ頃からか、メルマガ解除の際の確認メールがなくなっていましたが、今度の改定により、復活していたのもうれしい。
 確認メールが届かないと、重要なメルマガをイタズラで解除されても分からないからです。
 まぐまぐさんは公式誌も充実していて、優れていれば、既刊メルマガでも紹介されるチャンスがあります。
 とは申せ、これ、有料広告だったのか!?
 まぐまぐほどの巨大媒体になれば、需要と供給もあるでしょう。
 有料で既刊メルマガの広告を載せることができるというのは、日々の企業努力の賜物でしょう。
 
 他の中小スタンドは、生き残りのために、これ以上のこと、最低限でもこれに近いことをやる必要があります。
 すなわち、既刊メルマガの部数アップをどれだけフォローしてくれるか。
 部数アップが見込めるなら、そのスタンドで発行されるメルマガが多くなり、注目も集まり、スポンサーが集まるということです。
 しかし、新着メルマガの紹介を行う公式誌すらないスタンドもあります。
  
 あと、まぐまぐさんは、個人情報保護法に素早く対処したということからも分かるように、法的なことも考慮しています。
 私は以前、試験的にメルマガを出していたことがあります。
 本からの引用が少々多いという気がして、著作権法を考え、自己規制することにし、各スタンドに、この号だけバックナンバーを削除してくれとお願いしました。
 すると、まぐまぐさんからだけは、
「この程度なら問題ないので削除の必要はない」
という返事が来ました。
 こういうきめ細かな対応、まぐまぐさんならではです。
 
 さらにまぐまぐさんは、
まぐまぐ!PoD http://www.mag2.com/pod/
というツールを開発しました!
 これは素晴らしい機能です。
 最大手のまぐまぐさんが最終兵器を投入した、というインパクトです。
 情報起業を目指す人にとって、有効なツールとなるでしょう。
 
 メルマガ発行→小冊子化→ワラゾンで販売 http://www.warazon.com/
 
 という流れがスムーズに行えます。
 これまで以上に、メルマガ発行にまぐまぐを外して考えることができなくなります。
 
 他のスタンドもこの機能を導入するかどうか。
 採算が取れるかということがネックとなるでしょう。
 
 信頼性があり、知名度も人気も圧倒的に高いというのもうなづけます。
 圧倒的一人勝ちが続くのは間違いないと思われます。
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(以下、6/9 追加)
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 本日、まぐまぐ優位をさらに強めるであろう素晴らしい改善が行われていたことに気付きました。
 まぐまぐでのバックナンバー表記が変わっています。
  
少年少女世界の名作文学ブログ・速読み版  http://blog.mag2.com/m/log/0000118722
無理なくゆっくりと安価に5か国語に入門しよう会  http://blog.mag2.com/m/log/0000152630
 
 一体いつから変わっていたのか、本日まで気付きませんでした。
 少し前、あるメルマガで、まぐまぐのバックナンバー表記が変わってリンクが飛べるようになった、と書いていたことがあり、その時に自分のメルマガのバックナンバーを調べたが変わっていなかって、あの記述は何だったんだ、と思ったことがありました。
 一斉に変わったのではなく、少しずつ切り替えていったのだろうか?
 メルマガ発行者向けに特にお知らせもなかったような気がしますが。
 
 ともかく、本日、はてなカウンターリファラを調べていて気付いたものです。
 
 今回の改善は、本当に素晴らしい改善です。
 
 まず、リンクが飛べるようになったこと。
 このことについて以前、

■ [学問][日々の哲学]《メルマガ》めろんぱんさんから誕生日メールが来ました
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050203
 
でも書いたように、私自身、非常に重視しています。
 めろんぱんまぐびーのバックナンバー表記は、リンクが生きていて、クリックすればリンク先に飛ぶことができます。
 
 しかし、まぐまぐを始め、melma!、メルマガ天国E-Magazineマガジンライフなどは、リンクが死んでいます。
 これは非常に不便ではないか、と思っていました(その後melma!もリンクが生きるように改善された)。
 
 もう一つ、まぐまぐのバックナンバー表記で不便なのは、フレームになっていて特定の号のアドレスが生成されないことでした。
 
 このバックナンバー表記における2つの欠点が、メルマガ界でトップシェアを誇るまぐまぐの泣き所であり、そこら辺に他のスタンドの付け入る隙間があるのでは、と思っていました。
  
 しかし今回の改善により、まぐまぐの弱点が一気に改善されました。
 しかもアドレスを見ると、“blog”の文字が見えます。
 これはいずれ、ブログ化するということなのでしょうか?
(追記:その後、バックナンバーのブログ表示形式も選択できるようになった。)
 
 この調子でいけば、まぐまぐの改善は今後も続きそうです。
 はてなと同じく、まぐまぐは進化のスピードが速いと思います。
 
 現在の地位に安住せずにどんどん進化していこうという向上心、これがある限り、まぐまぐの将来性は安泰でしょう。
 
 他のメルマガスタンドも、このまぐまぐの姿勢を見習う必要があります。
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(以下、2005年6月26日追加)
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 まぐまぐ発行者ツール の マガジン基本情報変更 で、
「バックナンバー表示の方法」は
「メルマガとして表示」と「ウェブログとして表示」
が選択できるようです。
 デフォルトでは「メルマガとして表示」となっています。
ウェブログとして表示」に変更したい場合、メールで申し込むようです。
 
 試しに申し込んでみました。
 
無理なくゆっくりと安価に5か国語に入門しよう会
  http://www.mag2.com/m/0000152630.html
のバックナンバーをブログ表示にして、
 melma!blog 無理なくゆっくりと安価に5か国語に入門しよう会
    http://blog.melma.com/00139338/
と比較してみたいと思います。

■ [名作文学][日々の哲学]《メルマガ》メルマガ発行、こんな工夫はどうだ
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050126
■ [学問][日々の哲学]《メルマガ》めろんぱんさんから誕生日メールが来ました
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050203
■ [学問][日々の哲学]《5か国語に入門しよう会》《メルマガ》メルマガ配信スタンドのキーワード作成しました
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050408
■ [日々の哲学]《メルマガ》各メールマガジン配信スタンド比較
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050413
■ [日々の哲学]《メルマガ》メールマガジン配信スタンド比較“melma!”編
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050517/p2
■ [日々の哲学]《メルマガ》Macky! が『RanSta』に!melma!との関係は!?
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050517/p1
■ [学問]《メルマガ》めろんぱんで読者推薦されました!
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050605
■ [日々の哲学]《メルマガ》メールマガジン配信スタンド比較“まぐまぐ”編
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050609
■ [日々の哲学]《メルマガ》メールマガジン配信スタンド比較“melma!”編パート2
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050626
 
※過去ログ一覧ページ http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/archive