【今回のあらすじ】
戦国最強の武将とも言われた甲斐の虎・武田信玄が没して9年が経過しました。武田家は勝頼(平岳大)が跡を継いでいましたが信玄公ほどの威光はなく、織田家や徳川家から攻められてジリ貧状態で没落する一方!人はいいけどボンボンの凡才である勝頼公が頼りにしていた家臣は穴山梅雪(榎木孝明)と真田昌幸(草刈正雄)の二人!しかし突然、その頼りにしていたはずの穴山梅雪が裏切って徳川に寝返ります!残ったもう一本の柱・真田昌幸は提案します。
未だ築城途上で守りに不適な現在の新府城を捨て、真田の居城・岩櫃城に避難して形勢を立て直すという秘策!!一旦はその提案を承認した勝頼公!しかし昌幸と対立する小山田信茂(温水洋一)と跡部勝資(稲荷卓央)の説得に応じ、結局は小山田信茂の岩殿城に移ることにします!これが運命の分かれ目だった!途中で気変わりした小山田信茂の裏切りによって勝頼公主従は何処へともなく落ち延びていくのであります!!
一方、勝頼公から人質免除を言い渡された真田家の面々は昌幸の待つ岩櫃城に向かいます。しかし行く手には徳川方や落ち武者狩りが待ち受けているのであった!
戦国の荒海に投げ出された勝頼公や真田家!!果たして彼らの運命はどうなるのか!!!
『麒麟がくる』が放送終了し、『風と雲と虹と』もレンタルで見終わりました。しばらく『20世紀少年』の映画版を観ていて大河ドラマをお休みしていたのですが、そろそろ大河ドラマのレンタルを再開することにしました。さて何を見るかと考えると、来年の大河ドラマは三谷幸喜さんの『鎌倉殿の13人』だ!もし始まるとネット上で見られるレビューでは多分過去の三谷大河作品への言及が多くなると思われます。しかも今となっては20年近い昔の作品である『新選組!』よりもまだ5年前の作品である『真田丸』の方が圧倒的に言及が多くなると予想されます。私は『新選組!』は観ていましたが、『真田丸』放送当時は地デジ非対応でTVを見られなかったので見ていません。よって、『鎌倉殿の13人』が始まる前に『真田丸』をできるだけ観ておこうと思いました。ということで、『新選組!』と『真田丸』も観ておいたら『鎌倉殿の13人』をもっと楽しむことができるのではないか、という提案です。
まあ私の個人的な覚え書きなので大したこと書けませんが。
第1話を観た感想。山南敬助を演じた頃からもう17年もたっているのに堺雅人さんが真田信繁の若い頃を子役を使わずに堺雅人さんが演じています。
で、信繁と兄・信幸(大泉洋)がセットで登場する場面が多い。兄弟の対照性もテーマなんでしょう。
世のステレオタイプなイメージでは兄は糞真面目で弟は天真爛漫というイメージがありますが、この真田兄弟もそういう描き方です。私も長男だから思うのですが、長男は親や周囲からの期待や監視や抑圧が大きいのでどうしてもそうなる傾向があるのではないでしょうか。そして弟は監視も抑圧もなく兄の行動を観察しながら自由に行動すると。
でも、私の役者さんのイメージでは、堺雅人さんが長男タイプで大泉洋さんが弟タイプというイメージがあります。もしこのドラマで信幸役と信繁役の俳優さんが入れ替わって演じていたらどうなっていたでしょうか。
そしてこの信繁&信幸コンビに昌幸も加わった黄金トリオです。これが傑作にならないはずはない!
↑武田の二本柱・真田昌幸(草刈正雄)と穴山梅雪(榎木孝明)。『毛利元就』ファンの私からしてみれば
桂広澄&渡辺勝です。大内家とつながりの深い毛利家の中で新興勢力の尼子家に心酔する尼子閥の盟友でした。
ところで私は『毛利元就』の第一話で毛利家を攻めて来た宍戸元源(石田太郎)を「獣の毛皮を着た小物の敵役」と表現しましたが、何と真田昌幸がその獣の毛皮を着ています。
[wikipedia:穴山信君]
温水洋一がイメージを覆す血気盛んな猪突猛進型の武将役。そしてイメージを覆す裏切りを。ちょっと髪の毛が多いように見えますが、増毛したのでしょうか。
[wikipedia:温水洋一]
[wikipedia:小山田信茂]
[wikipedia:跡部勝資]
温水洋一とよく間違えられる俳優「僕が断った役をぬっくんがやってた」
https://www.daily.co.jp/gossip/2018/10/30/0011776382.shtml
「武田家を思う安房守の言葉に嘘はなかったとわしは信じておる」
武田勝頼はボンボンだけど本当にいい人のように描かれていました。
しかし人中で切れ目のある口ひげは人相学的に凶と言われていますよ。
それにしてもこの役者さん、織田信長を演じても似合うと思います。
何と加納随天(平幹二朗)の息子さんだという。どうりで平という姓は珍しいと思った。もしかして平家の末裔か?
[wikipedia:武田勝頼]
[wikipedia:平岳大]
何と織田信長を吉田鋼太郎が演じていた!『麒麟がくる』では松永久秀を演じて信長に反抗して切腹に追い込まれましたが、かつて信長を演じられていたとは知らなかった。
北条氏政。尼子晴久(高嶋政宏)の弟・足利直義(高嶋政伸)が登場。
尼子経久正室・萩の方(高畑淳子)が真田昌幸の正室・薫として登場。お公家さん出身という設定で、地方武士の真田家の人々とズレた自己中な言動をします。ということは悪妻のバカっ母?まあ立派な子を産んだので戦国武将の妻としては良妻ということでしょう。
[wikipedia:高畑淳子]
[wikipedia:吉川夫人 (尼子経久室)]
番組最後の名所案内も収録されていた。『毛利元就』では省かれていましたが、最近の大河DVDでは収録されるようになったのでしょうか。
真田丸 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
真田丸 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
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