kindleアンリミテッドで速読の本を検索していたら出てきました。
素晴らしい表紙ですね。
昔のレコードで「ジャケ買い」という用語がありました。
本書は「表紙買い」とでも言うべき表紙です。
どうやらこれは著者自身が作成した表紙のようです。
速読をするとこんな表紙が作成できるようになるとは、速読の効果を実感させられます。
それで中身は、速読についていいことが書かれています。
テクニックで行う速読ではなく能力(脳力)を開発して速く読めるようにする、という理屈は納得です。
しかし、理屈の前置きのような記述が延々と続き、後半で方法や訓練法が書かれているのかと思えば、理屈の前書きばかりで終わってしまいました。
著者はさる速読講座に通い、マスターしてその流派のインストラクターになったということです。
ということは、その流派も速読の本を出しているのでしょうか?
しかし具体的に著者がどの流派で習ったのか、どの流派で教えているのか、具体的にどのような訓練をするのか、等々については記述なしです。。
しかし、インストラクターと受講生が協力して訓練するとか、「楽しい」というキーワードが繰り返し現れるので、それらしい流派が思い当たります。
本書を読んで著者が行う講座を受講したいと思ったら、著者のラインに登録して送られてくる動画を見る必要があります。
この動画は送信後に見られる期限があるので、忙しい時期に登録すると見られません。時間に余裕のある時期に登録する必要があります。
何本も動画が送られてくるのですが、これもkindleに既に書かれているような理屈の前置きのことばかり延々と続きます。それは既にkindleに書いていただろう!やたら視聴者の時間を奪ってくれます。
それで、やっぱり具体的にどんな訓練をするのか、具体的なことは一切出てきません。
その辺、具体的な訓練方法をしっかりと公開してくれている「GSR」速読法の方が良心的だと思います。
訓練を受けたければ著者のラインを通じて申し込むようです。
速読インストラクターがkindleやラインを使って受講者を集めるんですね。こんな流派もあるのですか。
能力を開発して行う速読法という方法論は非常にいいと思いますが、神経質で対人恐怖症な私は他人が気になって共同作業ができない性格なので(昔からグループ活動が苦手だった)、多分こちらの流派とは縁がないと思いました。
●ブクログ https://booklog.jp/item/1/B0DFXD9QTS
●読書メーター https://bookmeter.com/books/22207749
鳴神ひびきnote https://note.com/narukami_hibiki3
世界一楽しい速読・楽読
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2018/12/21/205736
人生を変えるかもしれない速読法「GSR」
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2024/07/19/074120
↑人気blogランキングにご協力お願いします。m(_ _)m
お読み頂きありがとうございます。
ご意見ご感想・ブックマークなど頂けましたら励みになります。
コメントやはてなスターもお待ちしております。m(_ _)m
(なお、当ブログはアフィリエイトを利用しています)