★【朝日新聞虫食い川柳】★
川柳の穴に漢字一文字・或いは二文字を入れるという穴埋めクイズ。
本書発行当時の朝日新聞夕刊の人気クイズコーナーの書籍化のようです。
正解はもちろん、誤答の例も色々と紹介されています。
正答率が高い回から低い回まで、読んでいるうちに難易度が高くなっていきます。
クイズを楽しみながら川柳のセンスが鍛えられるという趣向。
また、コメンテーターキャラとして、博士帽をかぶった虫さんが登場します。表紙にも登場しています。なかなかいいキャラですね。当時はまだゆるキャラなんて概念はなかったはずですが、今でも通用するキャラだと思います。
問題文となる川柳は、古川柳やプロの川柳家が創作したれっきとした古典的川柳です。
プロの川柳家とは、俳人や歌人に比べてマイナーな存在なのですが、存在するのです。
しかも本書の出版社から月刊の川柳専門誌「月刊川柳マガジン(せんまが)」が出ているのです!
俳句や短歌よりも川柳の方が向いている人はいるはずなので、本書で川柳の勉強をしてみるのもいいのでは?
さて私は今後、川柳の道に進むことができるのでしょうか?
ということで、こんな問題が出題されているという例を幾つか紹介しておきます。
(答えは当記事の下の方に掲載)
野次馬が □□にされて 買うバナナ 二宮茂男
博学多才 一文も □はなし 古川柳
□名にショック 老人性と付き 伊藤祥太
□に住むうさぎ 科学に追い出され 須崎八郎
本来の □に帰るや 雪達磨 古川柳
下駄となり □ともなる 木々の運 古川柳
□もろた方へ 政治はころぶなり 須崎豆秋
●ブクログ https://booklog.jp/item/1/4860441680
●読書メーター https://bookmeter.com/books/1353716
出版社紹介ページ https://shinyokan.jp/netstore/products/detail/967
[wikipedia:川柳]
[wikipedia:万能川柳]
現代川柳という別天地
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2024/11/03/083716
三丁目の書生 の日々の覚え書き
自由につぶやける川柳の世界/炭フレッシュガム/高橋春男さん
https://yorodzu.seesaa.net/article/502116990.html
(答え 順に 社長/銭/病/月/水/仏/金)
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