現在、サンテレビで朝7時から『快傑ゾロ』再放送中!
検索してみましたが、このアニメについて書かれたサイトがほとんどありません。
そこで、このアニメに関する何らかの情報の足しになればと思い、各話のサブタイトルとストーリーを記録しておきます。
(番組あらすじ&登場人物)
創刊号 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20051118 参照
いよいよ大詰めの9週目に突入しました。一話たりとも見逃すことなかれ!
『快傑ゾロ ZORRO』平日AM07:00〜 サンテレビで放映中!
君は「おっ!サンテレビ」を知っているか
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第39話 嵐の中の戦い
長雨が続き、川の水が増量していた。
農園を持つルカスは使用人と共に川の堤防を増強し、これにはルカスの息子・ヒルやディエゴも手伝いに出ていた。
ジキール大尉がゴンザレス軍曹や部下の軍人達を連れて見回りに来て、手伝いを始める。
その時、借金取りの集団が現れ、ルカスを脅迫する。
ルカスは以前、農作物を害虫でやられた時に借金をし、その貸し手が変わったのである。
その場はジキール大尉のとりなしで納まり、返済期限は1週間延長された。
借金取りの正体は、南インド貿易社がスペインから呼び寄せた殺し屋・フェデリコ。
南インド貿易社は川を氾濫させて貯水池を作り、この地方一体の水源を支配しようとしていたのである。
南インド貿易社のたくらみを知ったルカス達は自警のため、堤防の見回りを始める。
やんでいた雨が再び降り出し、フェデリコ達の暗躍が始まる。
ジキール大尉は農民出身ということで、農民の苦労をよく知っている。
今回もルカス達に最大限の配慮を見せた。
「俺様の居合いを見切るとは、なかなかだな」
フェデリコは、居合い術の達人という。
次から次へとゾロの強敵が現れる。
ルカスの農園が何者かに狙われていることを知ったジキール大尉は、部下達と共に警護に行こうとする。しかし、レイモン司令官に呼び出され、警護はならんとの命令が下される。
「これは政治の問題が絡んでいるのだ」
「一介の大尉が知る必要はない」
そばでガブリエル少尉がフフフと笑う。
「何がおかしい!」
「いえ、別に」
レイモン司令官―ジキール大尉―ガブリエル少尉の三者の関係が伺われるシーンであった。
ゾロは堤防に釘付けに。フェデリコは丸太を流してゾロ共に堤防の破壊をたくらむ。
ジキール大尉が大砲隊を使い、丸太の大部分を破壊。
濁流に流されてしまったゾロ。フェデリコ達が帰ろうとすると、ディエットに乗ったゾロが上流に現れる。しかも濡れていない。
これは、いくら何でも無理ではないでしょうか。
フェデリコは卑怯な手を使ってゾロを追い詰める。
剣を振り上げた瞬間、落雷によって全身火まみれとなり、川に落ちてしまう。
なかなか衝撃的な最後である。
最後、縄でくくられた殺し屋一味のシーンが一瞬映る。その中に、フェデリコによく似た人物が。あんな状態で生きていられたのだろうか。
レイモン司令官の命令を無視してルカス農園を助けに来たジキール大尉。彼の今後の処遇が心配である。
それにしても、ジキール大尉はええ人やなあ。
第40話 偽ゾロは女剣士
街では、南インド貿易社の野菜独占販売計画のため、野菜の価格が高騰していた。
南インド貿易社の傘下に入らない野菜商人は、南インド貿易社と手を結んだレイモン司令官系の軍人達から弾圧を受けていた。
そこに現れて人々を助ける快傑ゾロ。
しかしこのゾロの正体は、鍛冶屋のアリシアであった。
職人肌のアリシアは、自分が鍛えた剣の威力を調べるためにゾロに成りすまして実戦を行っていたのである。
一方、ゾロ抹殺をたくらむ南インド貿易社のカピタル支社長は、またもやスペインから殺し屋を呼び寄せていた。
今度の殺し屋は、仮面をかぶった二人組の殺し屋・ギルル&ガララである。
二人はゾロを呼び寄せるため、プリド農園襲撃の予告を行う。
プリド農園を暴漢達から守るアリシアのニセ・ゾロ。
しかしわなにかかり、逆さ吊りにされる。
ギルル&ガララの投げたナイフから間一髪・本物のゾロがアリシアを救出。
幼い頃母に死なれ、最近父にも先立たれたアリシア。
鍛冶職人としての腕は父に仕込まれたのだろうか。
第21話でも記したように、『快傑ゾロ』の舞台は18世紀末から19世紀初頭あたりらしい。
この時代、働く女性は珍しかったのでは?
しかも鍛冶屋である。体力的にもきついのでは?
そしてもう一つ、ゾロのニセモノを騙るだけあってアリシアは結構剣の腕前が立つようだが、一体誰に教わったのだろうか。
アリシアは商売っ気がなく、無愛想だが腕が立つと評判で、ディエゴは変装してゾロの剣の鍛え直しを頼みに来るし、ガブリエル少尉もゴンザレス軍曹の紹介でやって来る。
ディエゴが置いて行った剣を一目見るなり「ゾロの剣だ」と見破ったガブリエル。さすがである。
「ゾロと何度も戦った私が見間違えるはずありません」
とレイモン司令官に報告するガブリエル。
「何度も戦ったということは、何度も負けたということだな」
と皮肉を言うレイモン司令官。
【今回のレイモン司令官】
またまた失敗の報告を受けるレイモン司令官。今回は機嫌が悪そうである。
「失敗の報告など聞きたくもない!」
「また強い殺し屋が来るはずです」
となだめるガブリエル。
今後は南イド貿易社が各国から呼び寄せた殺し屋VSゾロの展開となるのか?
第41話 ロリタよ銃をとれ!
南インド貿易社は今度は香水販売の支配を狙う。
まず、この地方で人気の香水・シャルル社製品の粗悪なニセモノを大量に販売し、シャルルの評判を落とした上で大販売セールを行う。
粗悪なニセモノ香水に苦情を言うためにシャルル社に乗り込んだロリタはシャルル社も被害者だと分かり、犯人調査に乗り出す。
街でニセ香水を売っていた男を見つけたロリタは彼らを追跡、男子禁制の尼院が本拠地だと突き止めるが捕まってしまう。
ニキータやフィガロの活躍でロリタの居所を掴んだディエゴとベルナルドは救出に向かう。
南インド貿易社は香水部門のテコ入れのため、腕利きの販売員・べリアルを呼び寄せる。
「一流の販売員である私がこんな二流の街での売上げを伸ばすことなどたやすいこと」
との偉そうなセリフに、さすがのカピタル支社長もムッとしていた。
ベリアルは男子禁制の尼僧の修道院の新しい院長という触れ込みで部下と共に尼僧に化けて修道院に入る。
しかし、いくら何でもこの悪党面の悪人達に修道服は似合わない。何だか恐ろしいコスプレであった。
一方、野菜売りの少女に変装して修道院に入るディエゴ。これも似合っていない。
そして直後に変身したゾロは化粧をつけたまんま。
悪党達が変装した尼僧に囲まれるゾロ。
「俺の剣は女性を斬れない」
と言ってるが、どう見ても女性には見えない悪党達である。気付きなさい。
「外せるほどうまくはないのよ」
と、煮え切らないゾロの態度にしびれを切らしたロリタは屋上からライフル銃を乱射。
今回のタイトルの意味はこれだったのか。
ロリタと銃といえば、オープニングの映像でもロリタは銃をぶっ放して家を破壊している。
ロリタの援護射撃のおかげで、尼僧達が悪党の変装だと分かったゾロ。早速軽くやっつける。最後に残ったのはベリアル。
ベリアルは南インド貿易社の腕利き販売員ということだったが、今回は殺し屋の役目も兼任していた。ベリアルは南インド貿易社の社員として働きながら、殺し屋としての仕事もしているのだろうか。
一時はゾロを苦しめたが、結局負けてしまったベリアル。
「所詮やつも二流の人間だったか」
と先ほどの意趣返しをするカピタル支社長。
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第42話 ニンジャマジックの罠
サンタスコ近郊の森の中で強盗事件が多発。影を縫って動けなくさせる魔術を使うという。
犯人は、ジパングのニンジャ・ハチスカ(声:西村智博)であった。
彼は沖を漂流中、軍に助けられたのである。
レイモン司令官は彼をジパングに送り届ける代わりにゾロ暗殺を命じたのである。
ゾロをおびき寄せるためにロリタを誘拐するハチスカ。
「ジパングとはここだ」
「遠いところだなあ」
と地図を見るディエゴとベルナルド。
その地図は、本国スペイン中心版であるからして、ヨーロッパ・アフリカ大陸が中心になっている。
そしてその左(西)に南北アメリカ大陸があり、右(東)にアジアがある。当然日本は右端である。
こんな地図だと、日本が極東(ファー・イースト)と言われる意味が実感できる。
しかし、この地図だと、日本からカリフォルニアまで漂流するというのは実感しにくい。
日本が中心に来る見慣れた地図だと、日本とカリフォルニア州は太平洋を挟んで向かい側だから、漂流した日本人がカリフォルニアに流れ着くというのは納得できる。
手裏剣で影を縫うのは不思議。
ディエゴは図書館で忍術を研究、催眠術の一種だと気付く。
忍者は心理学や催眠術を応用していたのか。
ハチスカはレイモン司令官の口ぞえで、洋服屋で働いていた。
仕事が速くてうまいので重宝されていた。
忍者なのに裁縫も得意なのか。しかも語学能力も優れているようで、意思疎通に支障がない。
第40話でも記したように、『快傑ゾロ』の舞台は18世紀末から19世紀初頭あたりらしい。
日本史でいえば徳川時代の末期、田沼意次や徳川家治・徳川家斉や間宮林蔵・杉田玄白らの時代です。
みなもと太郎の『風雲児たち』で描かれた時代と重なりますな。
そんな時代に忍者がいたのかどうか。幕府隠密としてならいたのかもしれない。
ゾロに助けられ、ロリタのドレスを仕上げてから消えてしまったハチスカ。彼のその後はどうなったろうか。日本に帰国できたのだろうか。
【今回のガブリエル少尉】
何と、今回はレイモン司令官―ハチスカラインで動き、珍しくガブリエル少尉は出番なし。
第43話 怪物があらわれた!?
怪物が現れた。大ザルを操る猛獣使いのタチの良くない男が軍と組んでいたのである。
しかし、大ザルは脱走。ロリタと仲良くなる。
軍とゾロは大ザル捕獲に乗り出すが……。
『キング・コング』が上映中だからってことないでしょうが、大ザルが登場。
しかし、物理学的にこんな大きなサルは存在し得るのでしょうか。
最初はレイモン司令官と組んでいた猛獣使いの男、ついには軍を脅迫して金をせしめようなんて大それたことを考える。しかし、ロリタを襲おうとして大ザルに放り飛ばされ、その後の出番はなし。結局名前すら分からなかった。
エンディングには
「ターロウ シムラー サブー」の見かけない名前が掲載されていたので、その中のどれかでしょう。
大ザル相手に健闘するゾロ。しかし壁にぶつけられ、気絶。一敗地にまみれることに。ゾロには珍しい敗北である。
次の対戦では崖の上におびき寄せ、ゴンザレス軍曹指揮下の軍隊との連携で崖から落とすことに成功。
【今回のガブリエル少尉】
ジキール大尉やゴンザレス軍曹が大ザルと必死に戦っているというのに、何と今回はガブリエル少尉は登場せず。どうしちゃったんだろうか。
前回に引き続き、レイモン司令官は単独行動。レイモン司令官が一人だと頼りないなあ。
『快傑ゾロ ZORRO』平日AM07:00〜 サンテレビで放映中!
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★快傑ゾロ【新版】、ついに登場!
快傑ゾロ 【新版】 (創元推理文庫)
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【週刊 快傑ゾロ バックナンバー】
創刊0号 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20051115
創刊号 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20051118
第2号 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20051125
第3号 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20051202
第4号 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20051209
第5号 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20051216
第6号 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20051223
第7号 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20051230
弟8号 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20060106
たのみこむ アニメ「快傑ゾロ」完全話DVD化
http://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=8707
レジェンド・オブ・ゾロ(ノベライズ版も登場!)
http://www.zorro-movie.com/
ゾロのページ
http://www.d1.dion.ne.jp/~hokoyama/zorro.htm
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