OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

増田未亜版『赤毛のアン』1時間で快速耳読【総集編】

サウンド文学館●パルナス31
ステレオドラマ モンゴメリ赤毛のアン

アン・シャーリー 増田未亜
マリラ・カスバート 渡辺美佐子
マシュー・カスバート 奥村公延
レイチェル・リンド 此島愛子
ダイアナ・バリー 樋浦亜也子
ギルバート・プライス 大野雅一
スペンサー夫人 関悦子
ブリュエット夫人 小川よりこ
語り、医者 堀勝之輔

脚色/宮崎由香 音楽/岡田和夫
技術/NHKサービスセンター番組ライブラリー
効果/NHKサービスセンター音響効果部
演出/下総守

1 アン、グリーンゲイブルズ
2 マシューとマリラの決心
3 ダイアナとの誓い
4 紫水晶のブローチ
5 ギルバートとの出会い
6 憧れのお茶会~大騒動
7 アンのクリスマス
8 アンとギルバート
9 アン、クィーン学院へ
10 悲しい別れ、そして決断

【感想:本作品を知ると人生が少し豊かになるはず……と思います】

 あの『赤毛のアン』のオーディオドラマです。1時間ちょっとでこの作品のアウトラインを知ることができます。
 主人公アンを演じるのは増田未亜さんです。増田未亜というと、1979年の「世界名作劇場」版のリアタイ世代である私が高校生以降の頃にアイドルだった人で、青少年向けの雑誌に水着のグラビアなんかが掲載されていた人です。
 その増田さんがマシンガントークの少々めんどくさい少女・アンをハイテンションで演じています。
 原作を知ってる人がトラック項目を見るとだいたいどのエピソードか想像できるのではないでしょうか。1時間ちょっとでアンがグリーンゲーブルズに来てからマシューの死からギルバートと和解するまで詰め込まれています。これだけ知るだけでも原作の面白さが分かります。
 私は以前神山妙子訳の旺文社文庫版を読んだことがあり、面白かったということは覚えていますが内容についてはほとんど忘れていました。また再読したくなりました。

赤毛のアン』というと、1979年の世界名作劇場のアニメ版が有名です。私はその前の『ペリーヌ物語』まで見ていたのです。しかしジェンダーバイアスに囚われていたのか、最初から『赤毛のアン』が気に入らなかったのです。
 そして、オープニングを見て脱落を決めました。今見ると素晴らしいいいオープニングだと思うのですが、幼稚なガキの私にはその良さが分からなかったのです。また、主人公のアンが横顔になった時、鼻の上がへこんでいるのも気に入らなかった。
 ということで私にとって世界名作劇場はここで卒業したわけです。今思うとそれは早すぎたと残念に思います。『赤毛のアン』はもちろんのこと、トム・ソーヤーもフローネもルーシーも見たら良かったと後悔しています。


 そして2025年4月5日から新作アニメ『アン・シャーリー』が放送開始。
 残念ながらネット上では評判が悪いようです。
 テレビは大河ドラマしか見ない私の無責任な意見ですが、かつて1979年の世界名作劇場版を食わず嫌いで見ずに後悔した私の経験から言えば、何でも知るのは知らないことに勝るということです。経験してこそ物事を評価できるのです。
 特に『赤毛のアン』をまだ知らない人や子どもにとってはこの作品を知るいい機会なので時間に余裕があるのなら見てはどうでしょうか。
 例えば今ではほとんど知られていない『フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ』(1992~1993)をリアルタイムで見ていた人は貴重な思い出であり話のネタを持っていることになります。
アン・シャーリー』でも何でも見たり経験したことがその後の人生の引き出しになるのです。まあ私は今からそんな悠長なこと言ってる余裕はないのですが。



[wikipedia赤毛のアン:]


[wikipedia:赤毛のアン (アニメ)]


[wikipedia:アン・シャーリー (アニメ)]


[wikipedia:増田未亜]

[wikipedia:フランダースの犬 ぼくのパトラッシュ]




2025年に読みたい名著「赤毛のアン」|読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる 2025/01/31 「Nらじ」 https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/nradi/ent20250131.html


アン・シャーリー』の一件で「高畑勲と比較してやるなよ」と「比較されるのは分かってたのになぜ作った」と「それはそれとして今の子どもたちにとって入り口になるといい」という気持ちが入り乱れている人たち
  https://togetter.com/li/2535352

秘密の花園 人々を幸せにする“読書療法”
  https://diletanto.hateblo.jp/entry/20070204/p1
>『赤毛のアン』『若草物語』『小公女』など、タイトルを見るだけで拒否していた本がちらほら
>今でも悔やまれる作品として『ラ・セーヌの星』『はいからさんが通る』など
  
  
島崎藤村【夜明け前】
 明治維新を舞台にした大河ドラマ(1時間で快速耳読)
  https://diletanto.hateblo.jp/entry/2025/04/06/191431
  
今まで受講した速読・速聴・能力開発・自己啓発講座の中で
 最もコストパフォーマンスが高くて有意義なソフトであり講座
  https://diletanto.hateblo.jp/entry/2025/02/11/190132

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