ジョイント速読法は資格試験や大学受験に関する本も多数出版していました。
本書は私が浪人して受験が近くなった秋頃に出版されました。
本書を読んだことは受験対策に非常に役に立ちました。
速読はマスターできなかったのですが、受験テクニックの考え方については非常に勉強になったものです。
私自身は中学三年の頃に重いうつ病を発症し、その後高校でこじらせて悪化して滅茶苦茶で拡散して分裂してほとんど発狂したような状態でした。
うつ病になると頭の働きも悪くなり記憶力も低下します。
そのようにハンディのある精神状態ながらも最低ランクの地方国立大の理数系に滑り込み、その後も資格試験での合格率が高かったのは本書に書かれている受験テクニックを実践したからでした。
（現在は老年期の過ごし方や健康法の本で有名な和田秀樹さんも同じ頃、受験テクニックの本でデビューされました。和田さんの本も本書と共通する受験テクニックが記されていました。ジョイント速読法受験術と和田秀樹受験術は大いに役に立ちました。）
その後の私自身は精神の病が悪化の一方で迷走を続け結局鳴かず飛ばずで人生を時間切れタイムアウトしてしまったのですが。
しかし本書で知ったテクニックのおかげで、過去問が公開されている資格試験にだけは強い人生でした。
今思うと無意識を司る右脳が暴走してコントロール不能となり全く役に立たなくなっていたのでした。一方、意識や理性を司る左脳は人並み以上にクソ真面目だったので、一生懸命に努力していたのです。上司である左脳は真面目で一生懸命なのに部下となる右脳がまるっきり言うことを聞かず反乱していた状態だったのでした。結局私は右脳に反乱され左脳だけで人生を何とか生き延びてきたのでした。
本書が出版されてから３０年以上経過しました。
時代は移り変わって本書の内容も時代遅れになった部分もあるでしょうが、基本的な部分は今でも通用するのではないでしょうか。
●ブクログ https://booklog.jp/item/1/489387019X
●読書メーター https://bookmeter.com/books/1838539
“超速読” 理数系を目指す人へ 知られざる受験勉強法
川村 明宏、若桜木 虔、浜田 宏陽 (著)
https://www.unou-jp.com/column/sokudoku-risuukei/
解説『”超速読”知られざる受験勉強法』その３
https://www.6rou.net/study/bullshit-book-03.html
知らないと損だよ！受験生の基礎教養だよ！
『大学入試ラクラク突破速読受験術』
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2022/03/19/135208
現代国語に速読はどう対処するのか【私大受験のスーパー速読術】
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2022/02/14/200212
高校古文単語と英単語で速読訓練できる本【3日でマスター！！受験速読】
https://diletanto.hateblo.jp/entry/2022/12/17/200050
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